踊る大捜査線 THE MOVIEのレビュー・感想・評価
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少年犯罪の時代を感じる内容
テレビドラマを見直して、映画一作目も改めて復習してみた。テレビドラマは、本当に地味な話が多くて、そういう地味な事件も一生懸命捜査して、地味な業務もがんばるという点が良かった。映画になると、やっぱり色気を出して派手さが出てくるようになった。しかし、元々の『踊る』の面白さを失うわけにはいかないので、派手さと地味さのバランスに苦慮しているのが、この映画一作目だと思う。
冒頭の副総監を接待に連れていくくだりは、シリーズのらしさを強調している。だが、その後に続く物語は、珍しく猟奇殺人犯が出てきて、『羊たちの沈黙』のレクターみたいに縛られたりする。キャラクターのドラマとしては充分面白いのだが、持ち味だった地に足の着いたリアリティをやや損なうような描写が気になる。
少年たちの無軌道な犯罪が描かれるのは、少年犯罪が世間をにぎわせていた90年代末の世相を反映してのものだろう。そんな時代だったなと少し懐かしく思った。
踊る大捜査線の1回目
まぁ、相変わらず現場とおえらがたの対立が面白い。青島は、一回くらい反抗してブチ切れても良いと思うけど。
だって、警視総監がゴルフの最初の幕開けのショットを打ったら、みんなは「ナイスショット!」の大合唱なのに、青島は「ファ~~~~!!!」と言い、「ありゃ、OBだ」と平然と言ってのけるんだから(笑)。
今は亡き、長さんの渋い演技が何とも良いですね。
今回の感想はこれぐらい。あとは自分で観てねw
これぞ踊る大捜査線!
現在公開中の室井さんの映画を見に行きたくて踊る大捜査線をドラマから視聴してから、
映画をやっと視聴開始しました笑
いい意味でドラマの空気感が壊されてなくてよかった。
ただ、小泉今日子の棒演技はなんとかならないのか?全然凶悪犯罪者に見えない。
歯列矯正している歯で不気味に笑う姿が怖く見えるけれど、話始めると、あーあって思ってしまった。
ゆきのさんが警察官になっていたり、真下君が上司になったせいで係長が席を追いやられていたり、和久さんがゆきのさんの指導員になっていたり…
ドラマからちゃんと話が続いていて面白かった。和久さんと副総監が
今の青島と室井さんの関係性と同じだったというのも胸アツでした。
とっても面白かったです。次の作品を見るのが楽しみです。
安定感・お祭り感が素晴らしい
総じてくだらないと思ってた「踊る」ではかなりマシだった。 現場で頑...
平成期の最重要な連作。
「踊る大捜査線」は永久に不滅です!
いや〜、面白かった!みんな若い。
当時の様子が走馬燈のように思い出されます。
会社の行事でスポーツ大会あったよなとか、プライベートも仕事の延長みたいな時あったよなとか・・・
「都知事と同じ青島です」なんてTVシリーズで自己紹介してたから、この作品自体が、時代を反映していた描写になっているので、今、見直すとどうだろうって思ったけど、それでも楽しませてもらいました。
TVシリーズの時から大好きで、その小ネタの数々に一喜一憂してたんだけど、今では、全然覚えてません。
どれがどの作品のシーンかなんてのもゴチャゴチャしちゃって、あぁ、この作品は小泉今日子さんが出てる「羊たちの沈黙」みたいなところがあるやつか、ってな感じで思い出した次第です。
本編の事件もすっかり忘れてました。
まぁ、ある意味、新鮮な目線で楽しませてもらえた感じかな。それでも、数々の伏線が一本にまとまっていくストーリー展開は、今でも十分見応えあると思います。
当たり前な話ですが、登場人物の皆さんが若い。
水野美紀さんなんて、ホンっと可愛らしい。
今は亡き、大杉漣さんやチョーさんも懐かしい。
スリーアミーゴスも楽しませてもらいました。
当時は気にもとめてなかったのですが、最後に出ていた看護師、木村多江さんだったんですね。下積みの歴史って感じ。
古い作品って、こういうところも楽しめて大好きです。
勢いがある作品!!
私には面白かった。
懐かしい〜
おもしろかった、
全てのバランスが良い 笑いシリアス感動かっこよさこんなに詰め込まれ...
全てのバランスが良い
笑いシリアス感動かっこよさこんなに詰め込まれているのまじですごいし平成っぽくていい
こういう緩急がここ最近の映画本当ない所々におバカ要素や冗談交えてくるこの感じが
ながら見ですら面白い
【”事件は会議室で起きているんじゃない、現場で起きてるんだ!”とノンキャリアの刑事は、会議室にいるキャリア組の幹部達に叫んだ。今作は、キャリア組とノンキャリア組との壁と絆を描いた作品である。】
ー 実は、私はこの「踊る大捜査線」シリーズのドラマ版や映画シリーズを観たことが無い。単純に他にやりたいことがあったからである。ロックを聞くとか、本を読むとかね。あとは当時は、”所轄”だったので、徹夜が多かったからかな。故に、お願いであるが、オカシナレビューを書いても、石を投げないで頂きたいのである。-
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・最序盤は、そういう訳で登場人物は多いし、それぞれドラマ版での関係性もあるようで、(例えば、室井(柳葉敏郎)と青島(織田裕二)の関係性など。)少し混乱するが、監督が本広克行氏であり、脚本が君塚良一氏と言う事もあるのか、コミカル要素強めながらも、徐々に関係性が分かってくるし、面白くなってくる。
・副総監が誘拐された事で、湾岸警察署にドカドカ乗り込んできて、湾岸警察署の人達を”所轄”と言って下働きを本庁の人間が指示するシーンなどから、この映画は警察組織のヒエラルキーをベースにしているのだな、と勝手に思いながら鑑賞続行する。
それにしても、国家公務員と言うのは、キャリア、ノンキャリアで処遇が違い過ぎるよな、と学生時代から思っていた事も少し思い出す。
・サイコパスの女性(小泉今日子)が、警察に乗り込んできて”頭の悪い、計画性のないただの子供”というシーンなどは、緊迫感があったな。
ー で、ちょっと疑問。サイコパスの女性が起こした事件はどうなったのかな?ボク、ワカラナカッタヨ。-
・現場主義の老刑事(いかりや長介)と、副総監が且つてはキャリア、ノンキャリアという違いはありながら、相通じていた事実がさり気無く描かれていたり、それが今は室井と青島との関係にリンクしている所なんかも良かったな。
■沁みたのは、愚かしき”頭の悪い、計画性のないただの子供”達が潜んでいた”現場”に青島が乗り込んだ時に、主犯の母が青島を刺し、病院に運ばれる青島の乗った救急車に向かって、ノンキャリアの刑事や警察官たちが敬礼をして見送るシーンである。
<最初は、どうなるかと思ったけれども素直に面白かったな。ヤッパリ面白い作品は人々の記憶に残るんだろうな。だから、今でもこのシリーズの作品が公開されるのだろう。
それを、否定的に捉える人も居るかもしれないけれども、私はそれで当時このシリーズに深い思い入れがある人が、満足すればよいのではないかな、とも思ったな。
序でに言うと、室井さんのキャラクターのプロフィールが<以下、自粛>>
現場で起こってるんだ!
久々にテレビでやっていたので鑑賞。なんだかんだ面白い。テンポも良い。色々と昔を感じたり、時代を感じたり。もう何十年も見てないはずなのに、内容めっちゃ覚えてた。最近見たものはすぐに頭から消えていくのに。今の若者が見ても面白いのかな。とか思ったり。
久々見れて良かったです。
レクター博士な小泉今日子みて、「これー」ってなった(笑)
事件はどこで起きてるんでしょうか?
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