劇場公開日 1989年12月27日

「哀愁 ~衰え行く日本~」男はつらいよ ぼくの伯父さん Don-chanさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5 哀愁 ~衰え行く日本~

2025年8月22日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 車 寅次郎(渥美 清)が、弥生時代に建てたとされる展示物を見ながら「まるで新築みたいだ」と、素直な感想を言いました。そのシーンが好きです。

 満男が寝ているところを襲ってキスしようとするエッチな中年男性も登場します。そのシーンは嫌です。
 甥の満男と車 寅次郎が布団を並べて寝るシーンがあります。車 寅次郎にとっての満男は、かなり特別の存在なのだと思いました。

 レギュラー出演の さくら(倍賞 千恵子)、今回のヒロイン 寿子(檀 ふみ)らの美しい熟女その他、満男の恋人 泉(後藤 久美子)も登場していて、戸川 純さんも素敵な役で出演していました。

 勤勉なのに貧乏で子育てが大変なのは、決して自己責任なんかではなく、少子高齢化の根本的な原因は、日本のシステムであることをはっきり確信しました。

Don-chan
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