「シリーズ第7作‼️」男はつらいよ 奮闘篇 活動写真愛好家さんの映画レビュー(感想・評価)
シリーズ第7作‼️
全50作からなる「男はつらいよ」シリーズの中でも個人的に五本指に入る、大好きな作品‼️今回のマドンナは榊原るみさん演じる少し知恵遅れの津軽娘・花子。寅さんがそんな彼女の "保護者" になろうとするお話‼️冒頭、雪景色の北国で集団就職の学生たちを見送る寅さん‼️寅さんの母親・お菊のミヤコ蝶々さんが再登場、さくらに涙ながらに感謝するシーンはホント感動的‼️さすが寅のお母さん‼️サングラスと付け髭で変装した寅さんがとらやに探りを入れるシーン‼️大爆笑‼️花子の働き口を世話する寅さん‼️河川敷での花子のセリフ「私、寅ちゃんの嫁っ子になるかなぁ」‼️花子が帰郷したことを知らない寅さんに、アタフタするとらやの皆さん‼️「知りませんか?とは何だ?」‼️そして寅さんととらやの面々のやり合いを和ませる第一作のマドンナ、光本幸子さんの存在感も素晴らしい‼️そしてやはり、この作品の白眉は終盤の青森・津軽の描写でしょう‼️花子が自分の元から去った寅さんの寂しさや、兄が自殺したんじゃないかと心配するさくらの心情が、津軽の寂れた風景にマッチした素晴らしい名シーン‼️いつまでも心に残ります‼️
「夏になったら鳴きながら必ず帰ってくるあの燕さえも 何かを境にパッタリ姿を見せなくなる事だってあるんだぜぇ〜」‼️
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