男はつらいよ フーテンの寅のレビュー・感想・評価
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インテリの頭の中
明らかにシリーズの寅次郎とは違う感じがするのは
やはり監督が違うからなのでしょうね
荒々しい寅さんは私達があまり知らない
でも旅をしていれば色々なことがあり優しさだけでは乗り切れないことも多いでしょう
堅気の人たちとは少しばかりズレているのも渡世人なら仕方のないこと
なぜ桜がこの回にあまり登場しないのか
あんなにおいちゃんおばちゃん社長に博さんが困っていても
桜は寅の味方であり理解者なのだ
二人だけのシーンで物語っている
寂しい思いをしている兄に寄り添っている
それはとらやのみんなも一緒なのだけど目の前で常識から外れたことをされるとつい「出て行け!」と言ってしまう
博にケンカで負けてしまう寅を見ていて涙が流れてしまった
博の気持ちも思えばなおさら泣けてくる
腹立つことばっかりも憎めんなあ
いつものパターンなのだが今回は期待以下だった。それとも寅さんシリーズに期待しすぎなのか?
そんなことないやろというのがいつもあるのが寅さんシリーズで今回は竜造とつねが慰安旅行で泊まった宿で寅さんが番頭していた。ここは素直にメチャクチャ面白かった。
ちょっと予想できたけれどここからの展開はまあまあ面白かった。
新玉美千代がヒロインだと思うが香山美子がかわいかった。
樹木希林さんが悠木千帆という芸名ででてた。懐かしい。
50年以上も前の映画なので出演者の多くが亡くなられているのが寂しいが撮影現場はみんな楽しかったやろなあ。面白そうな人ばっかりやもん。
博とケンカしてたけれど寅さん、以外とケンカは弱かったなあ。酔っ払ってたから?
全然関係無い話で、評価はコミックスの評価だ。
『フーテンの寅』の『フーテン』と言う表現はこの映画が上映される以前から知っていた。永島慎二先生の『フーテン』と言うコミックスを持っていたからである。これは断捨離されずに今でも持っている。『サインも持っるよ♥』
と全然関係無い話でした。
モスクワにて2024年8月12日鑑賞。
【故、森崎東監督作品。舞台が三重の湯の山温泉じゃない!この後、寅さんの全国行脚が始まるんだよねえ。】
■今作では、冒頭、柴又に帰ってきた寅次郎に見合いの話が持ちあがる。
寅はすっかりその気になるが、相手は良く知る駒子(春川ますみ)で、旦那持ち。
駒子と喧嘩していた旦那の中を取り持ち、結局ドンチャン騒ぎに終わり、費用は全て寅屋持ちにしたことで、おいちゃん(森川信)とけんかをして再び旅に出る寅さん。
1カ月後、慰安旅行で湯の山温泉を訪れたおいちゃん夫婦は、そこで番頭をしている寅に会うのだった。
◆感想
・監督が故、森崎東さんになった事で、何処か作品の風情が変わったかと言うと、個人的な意見だが、やや軽みを帯びたかなあと言う程度である。
なにしろ、脚本は山田洋次さんだからね。
ー 森崎東監督作は名作「ペコロスの母に会いに行く」を劇場で観た事を良く覚えている。良い作品だったなあ。-
・年代的にマドンナで旅館の女将お志津を演じた新珠三千代さんのことはお名前だけ知っていたが、お綺麗な上品な方である。寅さんが惚れて、旅館に居ついたのも納得である。
・ストーリー展開は、鉄板の
1.寅さん、寅屋に帰って来る。
2.最初は歓待される。
3.けれど、つまんないことでおいちゃん夫婦と喧嘩する。
4.で、出ていく
までは、同じなんだけど今作は、寅さん帰って来ないんだよね。
- その後、このパターンも度々登場。-
<いかん、いかん。
寅さんに嵌ってしまった・・。
未だ47作もある。どうしよう・・。
(うち、多分10作位は観ていると思うのだが・・。
50作目は映画館で観たし・・。)
寅さん、ラビリンスに嵌りそうなNOBUでした。面白いから、良いのだけれどね。>
何故か伝聞の早い寅さんシリーズ
「寅さんはどこで何やってんだろうねぇ」
とお約束のくだりがある。
そこで決まって誰ががかなり正確に現状を伝えて一同納得。
こんなシーンが一作目から出てくる。
メールもSNSもない時代。
それより早くて正確な情報伝達じゃないかと、寅さんシリーズだから笑って見過ごし、観客も納得して観ている。
このくだりも定番化するんだろうな😅
今回の最後のオチ。
そんなバカな!🤣🤣🤣
1969年の年越しは
寅さんシリーズ制覇の映画旅、3本目。
他所様の為にお祝いしたり、ふらふらと温泉地に行ったり、寅さんのお人好しぶりやノー天気ぶりが、羨ましくなりました。この人としての『余裕』が、今作の魅力であり、今の世の中に不足していることだと思います。ハイヤーはやり過ぎかもしれませんが、他人の幸せの為にお祝いができる事は、自分が幸せな証拠ですよね。
1969年の年越し風景が出てきましたが、年越しぴったりに女性が割烹着を脱いだり、背筋をピーンと伸ばしていたところが驚きました。今はこんな特別感がないですよね。庶民の日常を描いた作品なので、これからもずっと愛され、引き継がれていくと思います。
今作、題名通りフーテン度やや高し。監督が違うんだ。山田風とはまた違...
今作、題名通りフーテン度やや高し。監督が違うんだ。山田風とはまた違う見どころ多し。
おー樹木希林だーで開始。理想の嫁論、おばちゃんが哀れ。春川ますみとの見合いからの暴走。博との喧嘩。さくらは出てこないのかと心配しました(笑)そしてこのさくらとの場面が秀逸。
後半は湯の山で大暴れ。マドンナ新珠三千代もいい感じ。弟、河原崎健三は三億円犯人にしか見えない(笑)そしてお約束の恋の終焉。新年のTVからのエンディングも面白い。
全編笑える箇所多数。楽しめますこの第3作。
寅さん、お見合いして、仲人す
"男はつらいよ" シリーズ第3作。
Huluで鑑賞。
柴又に帰って来た寅さんに縁談が舞い込むも相手は寅さんの知り合い、且つ旦那持ちでした。なんでも、浮気した旦那への当てつけだそうな。そんなことに巻き込むなよ、と普通はなりそうですがそこはやっぱり寅さん。ふたりの仲人役を買って出て、見事丸く納めるなんてさすがです。披露宴まで開いて、熱海行きのハイヤーまで手配。太っ腹…と思いきや、請求は全ておいちゃんとおばちゃんに。大喧嘩してまた旅へ…
旅先で出会った旅館の女将に一目惚れ。しれっと番頭として居つくのが面白いです。女将の弟と芸者の恋を応援し見事成就させ、さぁ次は自分…と云うところでまた失恋。自分のこととなると何故こうも上手くいかないのか?(笑)。
今回はマドンナとの絡みが少ないなと思いました。
さくらの出番もやたら少なかったです。
※修正(2024/05/13)
愛情こもった「馬鹿」
寅さんフリークの私としては、初代おいちゃん(森川信さん)の「馬鹿だねぇ」「本当に馬鹿だよ」と、番頭さん(左卜全さん)の「馬鹿はお前よ」の二人のセリフが聞けるだけで高評価とさせて頂きます。
シリーズ3作目お人好しだけど憎めない破天荒さが全開。マドンナとの絡...
シリーズ3作目お人好しだけど憎めない破天荒さが全開。マドンナとの絡みがちょっと稀薄だったかも。
寅さん、見合いをする。堅気の仕事をする。フーテンで生きる
シリーズ3作目。1970年正月公開。
男はつらいよシリーズは全作山田洋次が監督と思われがちだが、監督していないのが2作品ある。
本作(3作目)と次作(4作目)。
本作の監督は、森崎東。
一貫して庶民の喜怒哀楽を描き続けている日本を代表する喜劇作家。近年だと2013年『ペコロスの母に会いに行く』が素晴らしかった。
山田洋次との仕事も多く、山田洋次が産み出したこの名物キャラと世界観を違和感なく演出している。
寅さんに見合いの話が…!
まんざらでもなく、どんな相手がいいか望みを言ったりする。(しっかし、呆れるほど贅沢な望み…)
いざ見合い直前になると、柄にもなくド緊張。
で、現れた相手は…、
何と、寅さんと馴染みの女性。
話を聞くと、亭主に浮気され、やけになって別れ、見合いしてやろうとしたと言う。しかも現在、妊娠中。
自分の見合いの席だったのに、この女と元亭主の為に一肌脱ぎ、ヨリを戻させる。
それはいい。そこまでは良かった。が…
この二人の再出発を祝って、とらやでどんちゃん騒ぎ。
料理だ芸者だハイヤーだ…全てとらや持ち。
これにおいちゃんおばちゃん大激怒。
「俺が何か悪い事したってのか!?」…取っ組み合いの大喧嘩になるも、ひろしにねじ伏せられる。
自分の幸せより相手の幸せを祝ってやる寅さんの思いやりは決して悪い事ではないが、ちょっと度が過ぎたね。
寅さん、旅に出る。
一ヶ月後。
おいちゃんおばちゃんは温泉旅館に旅行へ。
そこで番頭として働いていたのは…、何と寅さん!
寅さんなりに反省して、使わせてしまったお金をここで働いて返そうとしているとの事。
この旅館は男手不足で、寅さんナシじゃ回らない。
…と、思ってるのは寅さんだけ。
実際は、ヘンな物を売り付けに来て、泊まったのはいいものの宿賃が無く、同情した女将さんの計らいで働かせて貰う事になり、以来居座っちゃってる。
おまけにいつもの病。女将さんに一目惚れ。
周りは皆知っている。知らぬは、寅さんだけ。
女将さんには大学に通っている弟がいる。
が、その弟は勝手に大学を辞め、旅館の女中と駆け落ちを考えている。
口では悪く言うものの、若者カップルの恋路を取り持つ寅さん。
それは上手くいくが、いつもながら自分の恋は…。
女将さんには結婚を考えいる相手がいる。立派な相手。
長らく保留にしていたが、結婚を決意。旅館も畳む。
従業員たちも快く承諾&祝福。
しかし、お邪魔なバカが。
恋惚けにうつつを抜かし、何も知らぬは寅さんただ一人…。
勿論最後は…。
さくらは序盤とラストにそれぞれワンシーンだけ。
御前様もラストにワンシーン。
冒頭、寅さんが宿泊する宿屋の女中に、若かりし頃の樹木希林!
見合いや堅気の仕事をするなど、珍しい寅さん。
張り切るタイプだから堅気になればいい仕事しそう。番頭なんて寅さんに合う。
でもやっぱり、フーテン。
寅さんらしいっちゃあ寅さんらしい。
よかった
冒頭の旅館で寅が風邪を引いている時の女中が、樹木希林ではなかろうか。おさげで可愛らしかった。
寅が人妻とお見合いする。
寅が前田吟と裏で取っ組み合いの喧嘩で簡単に組み伏せられる。また、後半ナイフ男と対決し、川に落ちる。
さくらの出番が少ない。おじさん、おばさんがやたらと出ていた。
初期作品ならではのどんちゃんした感じ
NETFLIXで視聴。
初期作品ならではの脂ののった寅さんが観れた。
最後の1970年の年越しのシーンが時代を感じさせた。
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