「おそらく山賀の最高傑作。」王立宇宙軍 オネアミスの翼 lotis1040さんの映画レビュー(感想・評価)
おそらく山賀の最高傑作。
話は若者がロケットを飛ばすというだけのストーリー。
直線的な話だが、この時代にあってはありえない位のクオリティで作られたと言っていいと思う。
庵野のやったロケットが飛ぶシーンに700枚だか使ったというのも素晴らしいクオリティだ。
そして今思えば、これはガイナックスの誕生劇なのだと感じる。
アニメを描くという事のめんどくささ、難しさ、そしてそれが完成するというその一部始終をロケットを飛ばすという形でメタ的に描いた。
途中で出てくるグノーム博士という人物は、宮崎駿だという話があるが、実際のところはよくわからない。
将軍は宮崎駿に見えないこともない。
色々考えると面白い作品だと思う。
最初に何も知らずビデオを買った。
私のアニメーションの入口と言っても過言ではない作品。
1988年ごろだろうか。
コメントする