美味しんぼのレビュー・感想・評価
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謎のオリジナル展開がはじまるまではとても良い映画だと思った。 「煮...
謎のオリジナル展開がはじまるまではとても良い映画だと思った。
「煮立てーいんげーんー」...誰も買わない。
一個も売れないので道行くババアに無料で豆を配る山岡士郎。ストーキングしてきた海原雄山。「ワシにもくれ」
最後のセリフは「釜に土足で上がる奴があるか!」と新聞記者を怒鳴りつける海原雄山で締めくくる。原作漫画にも映画にも全くそぐわない歌詞のエピキュリアンという歌が流れてエンドロール。
煮豆食べたい言うまでは凄く良かったのだけれど、煮豆以降凄く変な映画になった。
三國連太郎・佐藤浩市の料理バトル?
88年にアニメ放送が始まり、94年に唐沢寿明と原田芳雄でテレビドラマ化された人気コミックの映画化。
テレビ唐沢版の海原雄山は、その後江守徹が引き継いた。
さらにその後の松岡昌宏版だと海原雄山を松平健が演じている。
この96年の松竹映画では、36歳の佐藤浩市と73歳の三國連太郎が、原作のイメージをかなり変えてしまい原作ファンには不評を買ったようだ。
原作は、20代もしくは30前半のグータラ社員山岡士郎と50後半から60代前半くらいの海原雄山が親子でありながら憎悪の火花を散らしつつ料理対決をするマンガチックなストーリーだと思う。
この映画でも魚対決で、士郎はわざわざホームレスに取材して兜煮をメニューにしている。対する海原雄山は、なんとアジの開き定食で対抗するというなんともマンガチックな展開。
シンクロ。
究極と至高のメニュー対決や、とある目的のため某所に赴くシーン等、物語に深みがない。
漫画をサラッとなぞっただけなのでは、という印象拭えず。
但し、三國連太郎と佐藤浩市の親子対決が、物語の設定とシンクロする瞬間があります。そこだけでも、観て良かったかな、と。
TVドラマの方が見たくなったな~
漫画と同じく、親子仲の悪かった三國、佐藤が親子役で共演した、
それだけがウリの映画。
原作のキモでもある料理のウンチクはほぼ無し。
話に絡んでくるはずのサブキャラは使い捨て。
同じ原作でも同時期にTVドラマでやっていた唐沢寿明主演の方が
はるかに面白かった。
なかなか原作を超えるのは難しいよねぇ・・。
作品は観る人全てが知ってるベストセラー漫画。
だけに実写化は非常に評価が厳しく出るものです。
この作品は話題として三國連太朗、佐藤浩市親子の
共演と言う事で話題にもなりました。
まあ、今観ると駄作です。
まず、主演山岡士郎役の佐藤浩市はその役を非常に良く
演じていると言える。漫画のイメージぴったり。
だけどね肝心の海原雄山役の三國連太郎御大が
あまりにも似ていない。
傲慢で堂々としたあの役ではなく、まるで魯山人か?
と言うほどの老いたただの老人になっている。
あまりにも大物すぎて細かい注文付けられなかったのかな?
もう少しメイクや衣装何とかしろよって感じです。
演技も正直あまり憎々しく無くって・・・。
それなもんですから山岡の異常なまでの父親嫌いと
反発のコントラストが薄すぎて何とも感情移入が
しずらい作品に仕上がっています。
この作品の肝なはずなのに。
なので駄作になり下がってしまった感があります。
結構な名脇役がキャスティングされてるんですけどね。
まあ、原作が好きな方は、テーマである親子の反発が
少し薄い作品としてご覧になってください。
作品として
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