「地方農村に生きる青年の想いが伝わる日本映画」遠雷 Gustavさんの映画レビュー(感想・評価)
地方農村に生きる青年の想いが伝わる日本映画
トマト作りに賭ける地方農村の若者の現代的な生き方を描いた日本映画の力作。根岸吉太郎の演出は良いが、主人公の友人が人妻と駆け落ちする脚本が定石すぎて先が読めてしまい、詰まらなく感じた。題材と演出と主演二人の演技を観る映画。永島敏行は、「サード」「帰らざる日々」と比べると役者として自信をもってやっている様に見えて、安定感がある。
1982年 5月11日 銀座文化2
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