劇場公開日 1963年10月5日

「若尾文子の演技と宮川一夫の撮影」越前竹人形 Gustav (グスタフ)さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0若尾文子の演技と宮川一夫の撮影

2020年4月18日
PCから投稿

原作の縛りがあるから仕方ないが、脚本が感心しない。女性主人公の苦しみが強調されて、軽率な男の立場がそのままでおわる。地方風俗の時代色をモノクロ映像に映し出す宮川一夫の撮影と女優若尾文子の魅力だけの映画におわる。「夜の河」の吉村公三郎ならもっといい映画に出来たのではと思いたい。

Gustav