喜劇 駅前温泉

劇場公開日:

解説

駅前喜劇シリーズ「駅前旅館」「駅前団地」「喜劇 駅前弁当」につぐ第四弾。「女難コースを突破せよ」の長瀬喜伴のオリジナル・シナリオを前作「喜劇 駅前弁当」についで久松静児が監督、撮影は「如何なる星の下に」の岡崎宏三。

1962年製作/103分/日本
配給:東宝
劇場公開日:1962年7月29日

ストーリー

奥の温泉場にデラックス・ホテルが建って以来、駅前温泉はさびれるばかり。観光協会の対策理事会で、福屋の主人徳之助は誠実なサービスが肝心と力説すれば、極楽荘の孫作は時代に合ったセンスをと論じて譲らない。来月に迫った協会長の選挙の件でも、二人は虎視タンタンだ。孫作はアンマ屋のみどりの思いつきによる水着アンマで客を喜ばせたが、そのあおりを食って芸者は一向にお座敷がかからず、金太郎姐さんはご機嫌ななめ。そんな一日、スズラン美容室の景子を訪ねて、東京から旧友の恵美子がやってきた。夫との仲がうまくいかないのだ。福屋へ泊った恵美子がアンマをというので、徳之助が揉んだ。妻が死んで三年目の男に、むせるような女の体は悩ましい。観光協会事務局長の坂井次郎はみやげ物屋だが、店の名物「ラジューム卵」は、美顔術のパックに好適というので、景子の美容室では愛用している。次郎と金太郎の妹芸者染太郎の仲のよさは近所でも評判だ。店の拡張のため景子が協会に融資を頼むと、孫作と徳之助はその話なら個人的に援助したいとまたもや張り合うのだった。県下温泉地の「三助コンクール」が飯坂で開催されたとき、審査員の金太郎が孫作に悪い点をつけたことから、会場は大混乱に陥った。ところで、孫作の経営するレストハウスの支配人幸太郎は徳之助の娘夏子と恋仲である。娘洋子の婿にと思っていた孫作の妻とよはそれを知って激怒し、幸太郎をクビにした。ところが、幸太郎は孫作とかくし女の間に生れた子であった。ある日、恵美子の夫三平が迎えにきたが、奇しくも、三平は戦地で徳之助班長の部下であった。仲直りした夫婦は東京へ帰った。スズラン美容室は温泉美容研究所と改称、次郎は協会事務局長に就任、幸太郎と夏子の結婚と、このところ駅前温泉はめでたいことばかりである。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

0.5今でも続く自虐ネタと下ネタのくだらないギャクのオンパレード

2024年5月16日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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マサシ

3.0昭和の喜劇、相馬の民謡が懐かしい

2015年7月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

森繁久弥、伴淳三郎、フランキー堺
の巧みな演技
池内淳子、森光子、司葉子に
淡島千景、淡路恵子
そうそうたる役者陣
お座敷やBGMに流れる福島民謡がいい
今やテレビでも聞かれることがなくなった民謡…
昔はキンカン民謡名人戦で毎週見聞きした
いいもんだな〜と

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mamagamasako

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