「不朽の名作」さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち マロンさんの映画レビュー(感想・評価)
不朽の名作
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本作品は宇宙戦艦ヤマトシリーズの中で最高であり、映画として傑作だと思います。今観ても神秘的で美しい絵や独創的なデザイン、効果的な音楽が観る人の感情を盛り上げますが、この作品を普遍的にしているのは、宇宙全体の平和が無くては地球も自分も幸せになれないという一貫したテーマにあると思います。
デスラーが復讐から白色彗星のウィークポイントを教えるまでに変化したのも、宇宙全体のために戦う者達の強さを認め、応援したくなったためでしょう。テレサも然りです。最後のシーンは自然と涙が流れました。コスモタイガーの山本、真田さんや斉藤、雪は自己犠牲の精神で亡くなりました。そして古代はヤマト艦長として宇宙の平和のために身を投げました。宇宙の平和のため犠牲となった古代と雪の2人のことを考えると胸が熱くなります。
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