「【ウルトラマン、ウルトラセヴン制作に影響を与えたと思われる宇宙人映画。違いは登場するパイラ星人が地球の原水爆保有の多さに警句を与える善なる存在である所であり、ラストの展開も良き作品である。】」宇宙人東京に現わる NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【ウルトラマン、ウルトラセヴン制作に影響を与えたと思われる宇宙人映画。違いは登場するパイラ星人が地球の原水爆保有の多さに警句を与える善なる存在である所であり、ラストの展開も良き作品である。】
■ある天文台の助手・磯部は、ある晩観測中に、不思議な形をした謎の発光体を発見する。やがて、世界中でUFOが目撃され、ヒトデ型の宇宙人・パイラ人が東京にやって来る。さらに、新天体”R”が地球に接近”し、気候変動により地球の陸地は津波により海水に覆われる。人類の危機を救う鍵は、松田博士の発見した方程式にあったが、博士は謎の男達に誘拐されてしまうのである。
◆感想
・パイラ人が現れる時の、電子効果音がウルトラマン、ウルトラセヴンの作中で、宇宙人が登場する際の音に酷似している。
物語の作りから、今作が後年のウルトラマン、ウルトラセヴンの制作に大きな影響を与えたのではないか、と思うのである。
・違いはパイラ星人が、地球人が保有する原水爆の多さに懸念を抱き、現れた点であろう。彼らは善なる宇宙人なのである。
・パイラ聖人たちが囚われた松田博士を救出し、彼が研究していた爆弾をカスタマイズさせ、新天体”R”に向けて発射し、見事に粉砕するシーンはナカナカである。
<今作は、ウルトラマン、ウルトラセヴン制作に影響を与えたと思われる宇宙人映画である。違いは登場するパイラ星人が地球の原水爆保有の多さに警句を与える善なる存在である所であり、ラストの展開も良き作品である。>
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