犬、走る DOG RACEのレビュー・感想・評価
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ゾクゾクした
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・終始、何かが起こりそうな予感がしていて、感情がグネグネになった。岸谷吾郎があんな感じなのに、警察としての仕事もしているのと、大杉漣のことを腐れ縁?のように付き合ってるのが良かった。
・98年の新宿の風景が今見ると、とても絵になるとこで看板にビニ本って書いてある文字も綺麗で良かった。
・ぼったくりバーのシーンと、そこに至る所がとても良かった。
・事務所に乗り込んで拳銃がロッカーにあって通報?したあたりけら、よくわからなくなり後半、やや混乱した。密航を斡旋してたのを中山が把握してないのも違和感があったり。
・街中を駆け巡る大杉漣のシーンが、エキストラなのか一般の人たちを巻き込んでたのか、反応がリアルに見えてドキドキした。
・家に死体っていうのは、とんでもなくきついなぁと思った。何となく落語のらくだを連想した。
・大杉漣が屋根に登るところが良かった。結構しぶとく逃げてて捕まったのが笑えた。
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大傑作
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最初に見たのがVHSでDVDでも見て、今回フィルムセンターの崔監督特集で初めてスクリーンで見た。
岸谷五朗の暴れっぷりと男の色気がすごい。
改めて気づいたのは話がかなり複雑でもうちょっとシンプルでもよかったんじゃないかなと思った。誰が悪者なのか分かりにくかったし、なぜ殺さなければならなかったのか不明だった。お金や面子が理由なような感じがして、それだとちょっと残念な感じもする。人間関係もごちゃごちゃしてわかりにくかった。
ぼったくりバーの場面がとにかく最高だった。大杉漣が屋根を走って逃げる場面がルパン三世のように軽やかにはいかず、もたもたしていたのがリアルで面白かった。
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