あぶない刑事のレビュー・感想・評価
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0258 鷹山と大下はどうした!
1987年公開
銀星会はどうした!
小野みゆき大丈夫か?というぐらい最悪。
彼女がからむと舘ひろしが空回りする。
まあ2時間スペシャルの類かな。
60点
初鑑賞 1987年12月13日 弥生座
パンフ購入
配給 東映
木の実ナナがかっこいい
【コミカルな展開の中にシリアスシーンを絶妙に塗した粋な昭和最後期のアクション映画。バブル期真っ最中の香りを漂わせつつ、冷徹な悪役を演じた菅田俊さんの姿が内容を引き締めている作品でもある。】
■ヒジョーに分り易い理由で鑑賞。<最近、映画館で予告編がガンガン流れている。>
何しろ、私”あぶない刑事”の存在は知っていたが、観たことが無いからである・・。
◆感想<Caution!!内容に少ししか触れていません!>
・ご存じの通り、タカを演じる舘ひろしさんは、今や邦画の大御所的存在として白髪をビシッと決めて大活躍である。
そして、今作を観ると髪は黒いが、今と余り変わっていない事に驚く。凄いモノである。
更にはバイクを駆って、砂を積んだダンプの荷台に飛び移るシーンなど、ノースタントで演じている。吃驚である。
・トシを演じる柴田恭平さんは、近年だと「コンフィデンスマンJP プリンセス編」の渋い執事が良かったな。
更に、ステージの上で軽やかに踊るシーンなども真骨頂である。(元ミュージカル劇団)
■今作のシリアスシーンを盛り上げているのは、冷酷な悪役豹藤を演じた菅田俊さんである。
無茶苦茶格好良い。
悪役が良いとサスペンス作品は面白くなるのは王道だが、今作は、菅田さんありきの作品と言っても良い。
菅田さんって、この作品から一気に脚光を浴びたそうである。成程、納得である。
・タカとトシに厳しい課長(中条静男)も、トオル(仲村トオル)が壺に隠して運ぼうとする課長が取り上げたタカとトシの銃が入っているのを判りながら”割るなよ。”と言って見逃すシーンなど、粋である。
<今作を観ると、このシリーズが人気になったのは良く分かるし、懐かしい役者さん(特に少年課の暴走族に顔が利く女性課長を演じた木の実ナナさんかな。あとは、小野みゆきさんだな。)の姿も嬉しき作品である。
さーて、新作どうしようかなあ・・。>
タイムカプセルとしてはなかなかの作品
日本テレビ系あぶない刑事映画化
昭和バブル。ハリウッド映画全盛期で日本映画が相手にされない時代にあぶない刑事が映画化してシリーズ化したのは大手柄。ちなみに当時の配給収入は1500万円。同時上映のジャッキー・チェン(但し客寄せパンダ)に助けられたとはいえ大ヒットには違いない。
敦煌 4,500 6月 東宝
優駿 1,800 7月 東宝
いこかもどろか 1,600 8月 東宝
あぶない刑事
七福星 1,500 1月 東映
ドラえもん のび太のパラレル西遊記
エスパー魔美 / 星空のダンシング・ドール 他 1,360 3月 東宝
ビーバップ・ハイスクール高校与太郎狂騒曲
はいからさんが通る 1,250 1月 東映
ラストエンペラー 2,450 1月 松竹富士
ランボー3 怒りのアフガン 2,400 6月 東宝東和
危険な情事 1,740 2月 UIP
ウィロー 1,500 7月 UIP
ニューヨーク東8番街の奇跡 1,080 1月 UIP
ハリウッド映画全盛期に日本映画がこれだけ上位に食い込めたんだから昭和バブルらしく日本映画も結構頑張ってカネかけてた。
リアリズムよりダンディズム
突っ込みどころは満載。
80年代のファッション、色遣いも、笑いの種になるか、懐かしいと思うか、温故知新となるか…。
今の映画から比べると、テンポは悪い。
でも何より、カッコイイ。
主役はもとより、中条さん、木の実さん演じる課長にもしびれる。
役者の立ち振る舞い、表情と役者の魅力が最大限に引き出されている上に、
色の配色
光と影の使い方
アングル
一つ一つのシーン、画が、ポスターとして使っても様になる。
ロケハンもよくこういう画となる場所を見つけたなあと感動する。
単に名所巡りではない。
そんな映像に、主役をはじめとする芸達者が、
台詞の掛け合い、コメディ場面と観ていて心地いい連鎖を見せてくれる。
声だけを聴いていても面白い。
人気シりーズになるのも納得。
クライマックスがMVになっていて残念。それはそれで格好良いのですが・・・
傭兵崩れの殺し屋を、タカ&ユウジの刑事コンビが追う物語。
当時の大人気刑事ドラマの劇場版です。
邦画の場合、TVドラマの劇場版の方が「エンターテイメント」と言う割り切りが出来ていて、観る方は楽しめるような気がしています。
本作もそんな「エンターテイメント」と割り切った作品です。
TV版同様、タカ&ユウジの格好良さ、絶妙なギャグ、派手なアクション、そしてそれらを支えるお洒落なBGMが満載です。
TVを知らない方にも、楽しめる作品だと思います。
難点を言えば、瀕死のタカに謝罪するユウジのシーン。劇場版ということで少し余所行きのシーンを入れてしまった印象が強く、個人的にはマイナスでした。
後は、クライマックスのアクション。格好は良いのですが、映画として観れば、迫力や緊迫感はもう少しあって良かったかもしれませんね。
事件が起こっても明るい署内
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