「舘ひろしと柴田恭兵、主演2人は絵になっていると思ったが、・・・。」あぶない刑事 Kazu Annさんの映画レビュー(感想・評価)
舘ひろしと柴田恭兵、主演2人は絵になっていると思ったが、・・・。
長谷部安春監督による1987年製作(99分)の日本映画。配給:東映、劇場公開日:1987年12月12日
シリーズ最新作が面白そうに見え、旧作を見てみた。
主演の舘ひろしと柴田恭兵のみならず、脇を固める浅野温子、仲村トオル、中条静夫、木の実ナナ、ベンガル等のキャラクター設定がなかなかに良く、楽しく見ることができた。主演二人はやはり絵になると感慨を覚えたが、意外な柴田恭平のダンス様パーフォーマンスにはビックリ。
強力な敵役、菅田俊の存在感も強く印象に残った。ただ、黒幕のはずの室田日出男が手下の筈の菅田アッサリとヤラレてしまうのが何とも興醒めで、脚本が面白みに欠けルとは思ってしまった。
ヒロインのはず?の小野みゆきも、演技力不足か脚本/演出の問題か不明だが、セリフ自体も乏しく、全く魅力を感じることはできず、このての映画としては大きな難点と思った。
まあ、わざわざ映画館に行って最新作を見る意欲は、少々薄れた様な。
監督長谷部安春、脚本柏原寛司 、大川俊道、企画岡田晋吉 、清水欣也、 黒澤満、プロデューサー初川則夫、 伊地智啓、撮影姫田真佐久、美術小林正義、音楽監督鈴木清司、音楽志熊研三、音楽プロデューサー、高桑忠男、 石川光、イメージソング鎌田英子、挿入歌柴田恭兵エンディングテーマ舘ひろし、録音酒匂芳郎、照明井上幸男、編集山田真司、助監督伊藤裕彰、スチール三村和義、製作協力セントラルアーツ。
出演
鷹山敏樹舘ひろし、大下勇次柴田恭兵、真山薫浅野温子、町田透仲村トオル、近藤卓造中条静夫、松村優子木の実ナナ、鳴海総太郎室田日出男、結城緑小野みゆき、豹藤幸次郎菅田俊
田中文男ベンガル、吉井浩一山西道広、武田竜堀内孝人、山路瞳長谷部香苗、吉田春彦秋山武史、安田一郎石山雄大、鈴江秀夫御木裕、若原友行加藤大樹、愛川史郎飯島大介、竹田敬三海一生、河野良美堅物房子、土橋徹賀川幸史郎、谷村進衣笠健二、井沢鉄男伊藤洋三郎。