「リアリズムよりダンディズム」あぶない刑事 とみいじょんさんの映画レビュー(感想・評価)
リアリズムよりダンディズム
突っ込みどころは満載。
80年代のファッション、色遣いも、笑いの種になるか、懐かしいと思うか、温故知新となるか…。
今の映画から比べると、テンポは悪い。
でも何より、カッコイイ。
主役はもとより、中条さん、木の実さん演じる課長にもしびれる。
役者の立ち振る舞い、表情と役者の魅力が最大限に引き出されている上に、
色の配色
光と影の使い方
アングル
一つ一つのシーン、画が、ポスターとして使っても様になる。
ロケハンもよくこういう画となる場所を見つけたなあと感動する。
単に名所巡りではない。
そんな映像に、主役をはじめとする芸達者が、
台詞の掛け合い、コメディ場面と観ていて心地いい連鎖を見せてくれる。
声だけを聴いていても面白い。
人気シりーズになるのも納得。
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