「時代が異なる視点の違和感」AKIRA h.h.atsuさんの映画レビュー(感想・評価)
時代が異なる視点の違和感
以前に軽く観た記憶があったものの、今回4Kでのリバイバル上映をじっくり鑑賞。
88年公開当時は間違いなくイノベーティブな作品であったと思う。
しかし、いま観てもそう思うかというと、個人的には残念ながら最後まで退屈な印象を持ってしまった。
スピード感、ストーリー性、発想の独創性、どれをとっても現代からみる未来感(ディストピア)とは乖離してしまっている。
当時のテクノロジーからみればやむを得ないと理解しつつも、2019年にブラウン管や印刷専用紙はないよなあと。
今、またあらためて30年後の世界をイメージしたリブート作品を作っても面白いかもしれない。
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