「「一度は見ておくべき名作」ではなく「あの衝撃をもう一度」という映画」AKIRA 桜滝さんの映画レビュー(感想・評価)
「一度は見ておくべき名作」ではなく「あの衝撃をもう一度」という映画
非常に有名な映画で、4Kで上映されるということで初めて鑑賞。
思い出補正無しで初めて見て楽しめるような映画では無かった。
AKIRAが以後のエンタメに多大な影響を与えたことは知っているが、
結果として今見ると陳腐に思えてしまう内容が多い。
昔の名作あるあるではあるが、
現代で見ても楽しめる作品がある一方で、本作に関してはそうではなかった。
当時を知る人は当然楽しめると思う。
ただ、「一度は見ておくべき名作」などと謳って初見の人に見させるものではなく、
「あの衝撃をもう一度」の感覚で当時を知る人達が見るべきものに感じられた。
勝手に期待値を上げて鑑賞した自分に責はあるが、正直残念だった。
コメントする