「彼ら・彼女達はどこにでもいる普通の人だった…」あゝひめゆりの塔 ことのさんの映画レビュー(感想・評価)
彼ら・彼女達はどこにでもいる普通の人だった…
アメリカの本土上陸に備えて、男だけでなく女も敵と戦う準備をします。
彼女達は特別に兵士になる訓練を受けた訳でもなく、特別な能力があった訳でもありません。時代は違えど、令和時代に生きる10代~20代の人とほとんど変わらないのです。
近くに美人がいれば声をかける。イケメンが横を通れば、女性達からは黄色い歓声。
どこにでもいる10代が戦争に巻き込まれたら、どうなってしまうのか…。
1968年に製作された映画だからこそ、説得力がありました。もし2020年代に全く同じ内容の映画を制作すれば、説得力がなく浮いた映画になっていたかもしれません。
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