スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師のレビュー・感想・評価
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血ドボドボ
いやぁ、実は昔から、カミソリ苦手で…
カミソリで手首とか首とかを切るイメージが、昔からなんか苦手なんですよ。ゾッとしちゃうといいますか、正視してられない感覚なんですよね。そんな私には、もうど真ん中で苦手イメージ満載の映画でした。カミソリが煌めく! 振り下ろされるカミソリ! そして、鮮やかに飛び散る血! いやぁ、文字通り、目を覆いながら観てました…
最初は、CGだらけの画面に乗れない感じがあったんですが、後半は上記のゾッとする感覚とともに、結構、見入っていました。
コミカルかつグロテスク
グロ注意、首ぶった切ったり、人肉とかものすごい
歌いながら殺しまくり、ミンチにしまくり、パイ作りまくりである。
視聴後の爽快感とか無縁なので、陰鬱な気分になりたいときにおすすめだ。
ストーリーは悲しいのにジョニーの演技とキャラクターがあってか、滑稽な印象を受ける。
人肉でできているとはわかっていても劇中のパイは非常に美味しそうだ
歌っている内容はアレだけれど劇中歌も素晴らしい
出てくる役者の演技、小道具のクオリティが高い
爽快感が無いので点数は低めに
悪は連鎖していく
ミュージカル仕立てということを知らず、
いきなり歌い出したのでびっくりしました。
このまま歌のみでストーリーが進行するのではないかと若干の不安を覚えましたが
後半は歌うシーンもあまりなく、違和感ないです。
ジョニーデップ目的で鑑賞。
ストーリーも満足いく出来でした。
ジョニデさんは一目見てイケメン!って顔ではないのに
どうしてこんなに魅力的な役者なんだろう。
ティム・バートンの作品には同じ役者が出ることが多いので
なんていうんでしょうターンオーバー?スピンオフ?
同じ顔で違う役をやっているとふしぎな感じです。
色彩を抑えた画面はロンドンの陰鬱さを表現していて好印象。
それに合わせたように色のない人々がモノクロの街を行く。
カラーなのにあえて色を入れないのも素敵。
あと一つ…足りないような…。
2010/09/24 17:47
独特の雰囲気でのストーリー展開ですぐ物語にのめりこんでしまいました。
少しグロテスクな内容もミュージカル調にする事で緩和される。
血もブシューっ!と出ますがなぜか見ていて痛々しく感じないし、もはや見ていてスッキリしてしまったのは私だけだろうか・・(笑)
ただ物語のオチが正直分かってしまう…特に意外性もなく残念な終わり方。
と、見せかけて!更に〜!という展開が1つあってほしかったな。
やはり、きな粉と砂糖あわせたなら塩ひとつまみいれなきゃなってとこ。
発想が暗黒に満ちてる感じ
こんなに血がでるティム監督作品は初めてかな。同じミュージカル仕様の映画「オペラ座の怪人」は正直退屈感がありましたがこの作品はそんなことはありませんでした。というのか相変わらずのティムらしい世界観は思わず引き込まれます。歌は暗いものというのか狂った感じの歌詞がほとんどでしたが歌のテンポとジョニーデップらの演技と歌声で素晴らしいものになっています。
しかし最後の展開は皮肉がたっぷりでこの辺ティムバートンが好みそうな話かなと思いました。復讐に埋もれるとロクなことがないのかもしれませんね。
ぐろい!
ミュージカルの中でもこんな暗い歌ばかりなのは初めて。復讐の勢いがそのまま歌われている感じでした。
俳優ってなんでもできちゃうんだと関心して見ていました。そして話の中でジョニーを想うティムがかわいく見えた!これは私だけですかね?笑
それが思わぬ展開になっていくのですけどね・・・人間の欲というものも表現されている作品だと思います。自分のことばかり考えて行動していると誰も幸せになれないですね~うん。
最後は「えっ???」って思わせるような結末のはずです!ただ私は結末をわかってしまったので楽しめませんでした。そしてハリーポッターのキャストが出すぎです!笑
ゴスな衣装が、萌えです。
思っていたよりグロくて、何度か諦めかけた。
あと、歌とか始まって「あ、そういう映画なんだ。」と、脳をシフトチェンジ。
ミュージカル映画(舞台)を観てると思うと、セットや衣装が映えてきます。
ラベット夫人(ヘレナ)が着ているドレスを観ていると・・・、
「これ、Vivienne Westwoodじゃない????」
という、どれも素敵なデザインの衣装ばかり。
調べても出て来ないんだけど、絶対そうだと思うんだよねぇ。
ゴスxイギリス的な衣装が、この映画にぴったりでした。
ジョニーの服も、伝統的なイギリス紳士の衣装の中に、遊び心満載のデザイン。
セットもゴシックな衣装とよく似合う、おどろおどろしい重圧感や悲壮感のある家具や階段。
内容は悲しいストーリーなので、あまり好きでは無いけれど、衣装と全体的な雰囲気に◎
ティムxジョニーは、最高のコンビだわ。
独特。。(ハリポタファンは見ると面白いかも)
たぶん評価のわかれる映画です。
ストーリーではなく、映画の世界観を楽しむ映画だと思います。。
ミュージカルは苦手なので前半とっつきにくかったのですが、
後半になるにつれて独特の世界観にどんどん入り込んでいけます。
キャストがハリーポッターとかなり似ているので
コアなハリポタファンは見るべきでしょう。
グロさよりも面白さが上をいった作品
この作品が「グロい」という評判は前から知っていたので、鑑賞に至るまで時間がかかりました。でも実際に見たら、凄く気に入りました。
「ジョニー・デップ&ティム・バートンの作品!」という看板につられて、「楽しい作品」を期待して見た人なら、かなりショックを受けるでしょう。
主人公が殺人を繰り返すようになるのが結構唐突で、しかも説得力のある動機に欠けています。
あえて言うなら、憎き判事を殺し損ねたことで、ヤケになってしまった、という感じでしょうか。突然、判事に対する恨み→世の中みんな腐ってる!殺したって構わないだろう!という考えに変わってしまうんです。
この映画は始めから、無茶苦茶さ、シュールさ、ブラックユーモアを楽しむ作品だと思います。
「スウィーニー・トッドという人物は一種の狂った人間」と割り切って、彼と、これまたちょっと変わった人物のラベット夫人が組み、殺人を商売として成功させてしまう滑稽さを楽しんでしまいましょう。
ミュージカル作品なので、出演者が自ら歌う劇中歌はどれも素晴らしくて面白いです。特別上手くなくても問題ありません。役者が歌うからこその上手さがあります。
この映画においては、普通に台詞を言うよりも、歌うことが何よりの説得力を持っていると思います。印象に残るメロディーと歌詞が、歌い手の心情を表現し、美しく魅せ、単なる復讐劇で終わらせていません。
ラストだけは、どうしても切なく悲しい終わり方ですが、音楽と映像と、ティムバートンの悪ふざけを楽しみましょう。
ところで、この映画では、ラベット夫人が一番罪作りだという意見を目にします。
私はラベット夫人も主人公トッドも大好きです。
女の立場から見た感想としては、ラベット夫人が可哀想でした。
トッドを愛していたのに、あの結末は…。
最初ラベット夫人は、ルーシー(トッドの妻)の行方を尋ねられた時、誤解を招くような答え方をします。
「毒を飲んだ」「薬局で買ったヒ素を」「止めても聞かなかった」
あくまで私の推測ですが、これは恐らく事実を言ったのだと思います。そしてトッドは、妻はもうこの世にいないのだと思った。
復讐のことしか頭になく、過去に拘り、判事への憎悪のみで生きているような、かつての片思いの相手。
15年もの間、辛い時間を過ごした分、未来を見て生きて欲しい、二人で幸せになりたい。ラベット夫人はそういう気持ちでトッドに接します。
しかしトッドは復讐に固執し続け、ラベット夫人の気持ちには関心を持たず。どちらも見ていて何だか哀れです…。
彼女の「夢」が語られる場面。一方的な妄想でしかないものの、それは実に平凡で、絵に描いたような幸福な暮らし(ここは映像がかなり面白いです)。なので余計に結末がショックでした…。
そんな彼女を、子供ながらに、一途に慕うトビー少年も可哀想です。
トッドとラベット夫人は共犯者同士です。
他人を信用しなくなったトッドも唯一、ラベット夫人だけは、信用していたんだと思います。
死んだと思っていたルーシーの姿を確認するところまでは。
あの瞬間に、ラベット夫人に欺かれたと思い、怒りが爆発してしまいます。
激しく憤るトッドに対し彼女は「嘘はついていない」と言います。言い訳っぽく聞こえますが、確かに彼女は「ルーシーは死んだ」とは言っていないし、自分の行動がこんな結果を呼ぶとは思っていなかったはずです。
あくまでも、トッドの為を思って言った言葉だったと。
妻子のもとに戻るというトッドの願い。しかし、妻と娘との再会は最悪のかたちで訪れ、自ら取り返しのつかない過ちを犯し、最愛の者を失ってしまう。
そしてその悲しみと怒りをラベット夫人に向けてしまう。
救いようがないほどの悲劇です。
復讐のために戻り、目的を果たしても、最後には何も残らず…。
復讐する側も、される側も、自らが犯した罪の報いを受けるかたちとなるわけですが…。
個人的にはラベット夫人の夢が実現されるような、ハッピーエンドでも面白かったのでは?などと考えもしましたが、ともかく楽しめた作品だったので、手元に置いておきたい一本になりました。
色彩感が魅力
ひと言でいうと「ダークなチャーリーとチョコレート工場」。
だが、ひと言で片付けられないのがこの作品。なんといっても、これほどまでVFXを有効に使った作品は近年めずらしい。作画技術に溺れることなく、19世紀末のロンドンでキャラクターを動かし、物語を進めていく。
血がドバッのスプラッター・ムービーなのだが、ミュージカル仕立てにしたのと絵画を見るような色彩感が、嫌悪感を和らげている。モノトーンのような画像に真紅の血が滴り落ちるシーンは美さえ感じる。
俳優たちのイキイキとした演技と歌声は、これまでのミュージカル映画の常識を覆すほど新鮮。
ビスタサイズ、大道具や小道具、色調、エンドロールのフォント、すべてがいにしえの怪しげなロンドンを想起させる。
キレイなストーリー
最初から最後まで飽きずに見れました。
基本的にミュージカル映画が好きやからでしょうか?
グロいシーンなんかも出てきて、結構自分好み☆
後、ちょっとしたどんでん返しになぜか気付かなかったのも功を奏しました。
普通はバレバレみたいですな。
なれあいのキャスティングもいいけど今回に関してはあきらかにキャスティングミス!!
スウィーニー・トッドは今までテレビ映画になったりベン・キングスレー主演で製作されてきたが今回はミュージカル版を映画化した作品でただでさえブラックな作品なのにさらに黒さを増した作品となっているがブラックユーモアも忘れないでいてティム・バートンらしいと言うべきかティム・バートンのアートスティックな雰囲気は健在だった。だからアート的には申し分ない出来だったんだけど...ミュージカルに肝心なソウルを楽曲からあまり感じられないのと監督の2人の妻ジョニー・デップとヘレナ・ボナム・カーターが大好きなのはわかるけどミュージカルなんだからキャスティングをもう少し考えてほしい(._.)
楽曲に関しては本当にあまり魅力を感じられるナンバーがなくってだいたいのミュージカル映画のサントラは買うんだけどコレはいらない(._.)レンタルされてもあんまり...っていう感じだよ(>_<)
ジョニー・デップはミュージカルどころか歌すらちゃんと歌ったことがなかったという状況だったにも関わらず衣装やらキャラ設定がしっかり決まったあとで歌声をチェックしたみたいだから本当に好きでキャスティングしただけって感じがプンプンして嫌(>_<)たまたま少しは聞ける歌声だったからいいんだけどそれでも正直言って微妙というレベル(>_<)下手ではないけど特別上手いというものでもない(._.)予告なんかで使われているシーンが一番いい感じには仕上がっているからあそこばかり使ってあるからいい歌声に思えるだろうしだいたいの人はジョニー・デップが出てるからってことで観るだろうから気持ち入って上手く聞こえるのが現状...それはいいとしてもっとひどいのはヘレナ・ボナム・カーターの下手さ(._.)ジョニー・デップには目をつむるとしてもヘレナの役だけは別のキャストを使ってほしかった(._.)
ミュージカルなのにも関わらずストーリー展開が実に淡々としてしまっているためにテンポがあまりよくないのとラストがすごく微妙すぎて何と言っていいのか...すごく気持ち悪い(._.)ミュージカルのラストかコレは??という感じだからミュージカル映画大好きなんだけどこの作品だけは正直言って普通の映画として撮ったほうがよかったと核心した(>_<)自分の息子には「ミュージカルなんて観たらゲイになる」なんて言ってる監督が撮ってるミュージカルなんてミュージカルソウルを感じられないハズだよ(>_<)中途半端なことしてくれんじゃないよ(>_<)
実はミュージカル好きとしてはこの大有名な舞台の映画化にはかなり期待していたんだけど映画館で観る機会を逃したからわざわざブルーレイで買ったんだけどとても複雑な気分(._.)これがミュージカルじゃなかったらな...
俳優力!
俳優、役者はどれだけその役になれるかで演技する。そのなりきれる力を俳優力としてMAX100だとしたらジョニーデップはMAXかも知れない。
ティムバートン&ジョニーデップの最新作はダークなミュージカルである。ティムバートン監督には何らかの色がいつもある。バッドマンなら黒というように映画色を付けて作品を作る。
今回は白と赤かも。カラー映画なのにモノクロ映画を観た感じになるが赤が強く残り今回もティム色成功である。
ティムバートンの描いた道を俳優力MAXが自由に進んで行く。何度も観る映画ではないが観た者を強烈に印象づけるそんな映画です。
ちなみにティム&ジョニー作品ではエドウッドが一番好き。
(((p(>◇<)q))) ブルブル
ミュージカルが原作の映画なので
ミュージカル映画となったのでしょうが
歌はなくても十分楽しい映画でした
ジョニー様の歌?そりゃあもう・・・
(*ノ▽ノ)いや~ん(はあと
まぁティム映画らしいホラーになってるので
ティム監督が好きな人はぜひごらんあれって感じですw
やっぱりティム・バートン
こ、このような内容の映画を大々的に宣伝していいのでしょうか?
年齢指定があるとはいえ、殺人シーンがかなり直接的で見ていられませんでした(^^;)
とはいえ、荒廃的な映像は美しいし、キャストも場面に見合って映え良く、歌も親しみやすくて◎
何を着てもお似合いになるデップが相変わらず素敵です!
悪魔というには
主人公自身が絶望的すぎるとおもう。
復讐に燃える理髪師、トッド。でも本当に復讐したかったのは誰なのか。その、うちに燃える炎が小出しで一見単なる殺人鬼に見えてしまうが、恨みが人を変えてしまったと考えると本当に怖い。
髭剃りは・・・いいです。
最高の演技力を持った2人が最恐の2人を演じた映画。
ジョニー・デップとヘレナ・ボナム=カーター、言うことナシ。
恐ろしいまでの表現力、この2人は自分だけの世界を持ってますね。
土台にティム・バートン節を据えるとより映える。
突然歌い出すミュージカル映画、苦手なんだけどこの映画はすっかりその世界に引き込まれてしまいました。
面白いです、観る価値アリです。
ただし、かなりの恐怖とグロを覚悟しましょう、スプラッター!!
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