劇場公開日 2007年12月1日

「全身に電流が流れたような衝撃!!」ある愛の風景 septakaさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5全身に電流が流れたような衝撃!!

2010年1月29日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

幸せ

きっつい作品やなぁ
よかった、みたい作品に登録してて
映画館で観てたら全身の震えが止まらんかっただろうな・・・

◇   ◇

鑑賞後に
心身に起こった現象は
昨年12月に映画館で観た
『ずっとあなたを愛してる』(08)に似ていました。
こちらも、しばらくカラダの震えがやみませんでしたから。

ストーリー、上記作品に
『さよなら。いつかわかること』(07)の
男女を逆にしたヴァージョンを加えた感じです。

更に加えるなら、子役のかわいさは
『ラブリー・ボーン』(09)に匹敵します(苦笑)

・戦争
・夫婦愛
・兄弟愛
・家族愛
・贖罪

テーマは、この5つ
観る人によって感情移入する登場人物が異なる
どの人物に感情移入をしても息ができなくなるほどの苦しさには変わらない

この3行を記しておきます。
それ以外は鑑賞する人、それぞれに委ねたいと思います。
それだけ、いろいろと、考えさせられる作品になっています。

☆彡     ☆彡

ラストに救いはあります。

「これでおわるんだぁ」と
エンドロールが流れ始めた瞬間、声を出してしまいました。
いやぁ、いいんじゃないでしょうか。たっぷりと余韻を味あわせてくれて(笑顔)

フィクションですが
現実の世界のどこかで
本当に起きているかもしれない

そんな戦慄に襲われたのは私だけでしょうか

septaka