アンダーカヴァーのレビュー・感想・評価
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ライターに仕込んだって・・・
『裏切り者』のジェームズ・グレイ監督と再びタッグを組んだホアキン、マーク。
プエルトリコの女アマダ(エヴァ・メンデス)と付き合ってるボビー。警察が最重要人物としていたロシアンマフィアのニジンスキーの叔父であるマラットにマネージャーとして店を任されていた。もう1件出店しようとしていた矢先、ディスコにガサ入れが入る。ニジンスキーの部下は警察内で自殺。そしてボビーの兄ジョセフが撃たれるといった内容。
やがてニジンスキーに信頼され、新しいブランドのヤクを売りさばいてくれと頼まれるほどになったボビー。「殺し屋はいっぱいいる」と脅され、父バート(ロバート・デュパル)に相談する。そこへ麻薬取締官から盗聴器を仕組んだジッポライターを持たされる。危険を感じたら「羽feather」と言えと。緊迫するシーンだったが、かろうじて逃げ切ったボビー。ニジンスキーは逮捕されるが、その後脱走して、裏切り者とされたボビーはしつこいほどに狙われるハメに。そして父の死を乗り越えて、NY市警の見習い警官になった。
ボビーとアマダのいるモーテルを教えたのはマラットだった!こっちにも裏切り者がいたってオチなんだな。警察の執念でニジンスキーに勝ったはいいが、ラストがなんだか暗い。
男が選ぶもの
警察官の兄と、麻薬組織とつながっているバーを経営する弟。
全く正反対の兄弟が、運命によって対立する立場に至ってしまう
人間ドラマ。
男性が誰もが手にしたい「成功」と「いい女」と
「家族愛」、どちらを大切にするか。。
ゆっくりとそれでいてえぐいくらいリアルに表現している
時間の経過と犯罪の怖さ、それに立ち向かう心で泣く弟。
家族の痛いくらいの愛情が切なく描かれていてじーんときます。
また、バーのシーンでは音楽も素敵。
サウンドトラックもチェックしたくなりました。
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