「根底に有るものは「家族愛」」アンダーカヴァー カサキショーさんの映画レビュー(感想・評価)
根底に有るものは「家族愛」
潜入捜査に端を発したリベンジ・アクションの背景にあるものは、
家族の愛である。
このテーマを骨太にオーソドックスに
変にテンションをあげる事もなく、
ジワッと目頭が熱くなるように描いていた。
ホアキン演じるボビーは警察一家に生まれ育ったというのに、
マフィアが経営するバブのマネージャーをしている。
父と兄はその店で、麻薬の取引が行われているのを突き止める。
たが兄がマフィアの凶弾で重傷を負うに至り、
ボビーは潜入捜査の協力を名乗り出る。
今年初めに
「アメリカン・ギャングスター」を観たが、
それよりも私は気に入った。
最後に背の高い竹藪にボビー一人で入り込んで、
復讐を遂げようとするくだりは、思わず、
「あにぃぃ~ッ」と叫びたくなった。
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