「ブドウをつまむな」パンズ・ラビリンス りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
ブドウをつまむな
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1944年、フランコ独裁政権下のスペインで、少女オフェリアは内戦により父を亡くし、母の再婚相手・ビダル大尉に引き取られた。森の中の軍の砦に移り住んだオフェリアは、冷酷で残忍な義父から逃れたいと願い、昆虫に姿を変えた妖精に導かれ、迷宮へ入った。すると迷宮の守護神パンが現われ、オフェリアこそが魔法の王国のプリンセスに違いないと告げた。彼女は王国に帰るための3つの試練を受けることになるが・・・という話。
第二次世界大戦中のスペインで、こんな内戦が有ったことを知らず、本作は大変勉強になった。
ヒトラーだけじゃなく、フランコも同じような事を自国民に対してやっていたのかと思うと、戦争ってなんなんだろう、ってつくづく考えさせられる。
ファンタジーも有り、残忍な殺戮シーンも多く、面白かった。オフェリア、ブドウをつまむな、って思ったが・・・
最後はオフェリアまで殺され、切なかった。
オフェリア役のイバナ・バケロは可愛かった。
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