劇場公開日 2007年11月3日

「夢あふれるミュージシャンなはずなのになぜか現実の厳しさがひしひしと伝わってくる。」ONCE ダブリンの街角で Sp!ke-Yさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0夢あふれるミュージシャンなはずなのになぜか現実の厳しさがひしひしと伝わってくる。

2008年7月23日

 ミュージシャンという夢あふれるものを目指しているんだけどそう若くもない主人公が現実の厳しさの中で今後どうしていくべきなのかを迷いながらもたまたま出会った女性のおかげでその答えが見えつつあるという状況を淡々と少しドキュメンタリーに描いた作品なんだけどこの作品、本当に最後の最後まで現実感あふれる作品でラストは現実の厳しさを感じさせられるんだけど何故か嫌な気分ではない。これも人生なのだと受け入れなくてはいけないというのと映画くらいは上手くいけばいいのにという気持ちが戦うのが逆に気持ちよかったりもする(>_<)

 関係ないけどこの主人公を演じているグレン・ハンサードはずっと「Dr.HOUSE」のヒュー・ローリーだと思っていた!!似てるよね(._.)

Sp!ke-Y