劇場公開日 2007年10月27日

「だめんずウォーカー女優」自虐の詩 こまめぞうさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0だめんずウォーカー女優

2023年7月29日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

悲しい

幸せ

貧乏臭い夫婦を微妙な笑いでくるんだハートフルコメディ。
そんな感じかなあと印象抱いて鑑賞。
一応外れてはいないが
予想よりも面白かった。
特に手術中の回想ではごうごう泣いてしまいました。

前半は阿部ちゃんのダメ亭主ぶりが続いて
いったい中谷妻はこの男のどこがよくて
離れずにいるのだろうか。
でもこういう不思議な夫婦っているしなあと
思ってみていましたが。

回想から一転。
詳しくは書きませんがどん底におちた
中谷を全身全霊で拾い上げてくれたのは
阿部ちゃんだったと。
それで納得。

さらに少女時代の思い出も辛く切なくあったかい。
青い鳥だよなあ…。

それにしても中谷美紀は不幸で
男運の悪い役が続いたために
だめんずウォーカーを演じさせたらピカイチという
不思議なポジションを獲得してる気がする。

無理があるだろう!とツッコみたい
阿部寛のロン毛も一見の価値アリです。

いっそもっと視覚的にはじけても嬉しい気もしますが
甘めに☆5個で。

こまめぞう