「クローズド・ノート舞台挨拶試写会」クローズド・ノート フリーダさんの映画レビュー(感想・評価)
クローズド・ノート舞台挨拶試写会
「クローズド・ノート」舞台挨拶試写会に行って来ました。
舞台挨拶は、沢尻エリカです。
18時開場だったのですが、知人が16時から並んでくれたので、なんと前から2列目で観れました。(私は15分前の到着だったのですが、、、、○○さん、どうもありがとうございました)
なんと、1列目の人達は徹夜で並んだそうです、、、、
凄いですねぇ、沢尻エリカ人気、、、まぁ私も近くで観てみたかったのですけどね(>▽<)
今回の舞台挨拶は、珍しく上映後でした。
映画会社のプロモーションではなく、試写会主催者と彼女の関係から実現したようです。
そのせいか、取材のマスコミがほとんどいませんでした。
どうやらこういう仕事の受け方をするあたり、実際の彼女は世間のイメージとは違うのだなと感じました。(自らわざと悪女のイメージを作っている様な気がします。)
さてさて、上映終了後登場の沢尻エリカ嬢、映画の清純なイメージと正反対の女王様系スタイルです。
ポーズも話し方も生意気さ全開で、これが今の映画の女の子か!と思わせるのが、彼女の狙いなんでしょうね(^o^)
「偶然に観た行定監督の映画製作のドキュメンタリーの中で、ワンカットにとてもこだわりを持って作っている事に興味を覚えていた。」
「自転車の二人乗りのシーンが一番印象に残っている」
「採用されたワンテイクだけ、とても良い風が吹いて来て素敵なシーンになった」
「今後はアクション映画に出てみたい」
「いつかは監督もやってみたいけど、具体的にはどんなタイプの映画という想像も出来ない」
などなど、、、生意気な感じで語っておりました。
でも、どの質問にもハキハキと受け答えをしていたし、ファンに対する笑顔などもしかっりとしていて彼女の真面目さも感じました。
ちょっと残念だったのは、せっかく上映後だったのだから、もう少し映画の内容について色々と聞いて欲しかったかな、、、
その後、4人の方が選ばれて、ステージにてノートにサインをしてもらえていました。
う〜ん、沢尻エリカ嬢、確かに可愛かったです〜Y(≧σ≦)Y!!
あの生意気さもおじさんからするとかわいいもんです。
隣に座っていた女性は、泣いちゃってたし、近くに居た高校生達は大興奮していました。
さて映画についてですが、恋愛映画でありながら、心温まる素敵な作品です。
教師志望の女子大生の香恵(沢尻エリカ)は、引越て来たアパートで前の住人が忘れて行ったノートを見つける。それは1年前の春から書かれた伊吹(竹内結子)の日記であった。
伊吹(竹内結子)は、小学校の教師として初めての担任を受け持ったのであった。
そのクラスの子供達とのエピソードと偶然再開した隆との話が綴られていた。
引越当日その部屋を見上げていた男が偶然彼女のアルバイト先の万年筆店に現れる。
彼女は、その男石飛リュウ(伊勢谷友介)に恋をしてしまう。
現在の香恵(沢尻エリカ)の話と日記の中の伊吹(竹内結子)の話をシンクロさせながら話は進んで行く、、、
伊吹(竹内結子)の学校のエピソードには、優しい心になれます。
もしこれが教師をしているひとりの女性の恋愛話であれば、つまらなかっただろうと思いますが、ふたりの女性に分けた事で、とても素敵なお話になっていました。
ラスト前の伊勢谷友介の男泣きに、周りの女性達は皆さん泣いていましたw( ̄O ̄)w
ワンシーンワンシーンをとても丁寧に綺麗に映しています。
特に照明の色に凝っていました。
またレトロな建物、風景も素敵でした。
適度に笑いもちりばめながら進んで行きますので、見やすい映画になっていますが、途中ちょっと中だるみしてしまったのか、近くに居た男子高校生達は飽きてしまっていました、、、
(まぁ彼らの目的は、この後のナマ沢尻ですから、、、(>▽<))
原作をまだ読んでいないのですが、雫井脩介さんはタイプの違う面白い作品を色々書いていて、何冊か読んでいます。
この秋には、もうひとつ「犯人に告ぐ」という刑事物ミステリーが映画化されています。
こちらは原作を読みましたが、なかなか面白かったです。