「これぞ「男」な映画、良かったです」3時10分、決断のとき 小町さんの映画レビュー(感想・評価)
これぞ「男」な映画、良かったです
観応えある作品でとっても良かったです
ラッセル・クロウ、クリスチャン・ベール、この2人だけで良い作品になるのも当然なのかもしれません
余計なものがなく、ひたすらシンプルに男の生き様を観せてくれました
悪人のベン、善人のダンという描かれ方ですが、このベンが悪人ながらとっても魅力的
ダンの方はというと、家族を養えていない自分を恥として感じているよう
捕まってしまったベンを護送するダン、3時10分の列車を待つホテルでの2人での時間が2人の関係を変えたように思いました
ベンの抱えていた劣等感、息子に誇れる父になりたいという想い、お金より信念
ホテルから駅までの800mを2人で走る時には、友情とか絆とかじゃなくて、ベンからダンへの敬意みたいなものがあったようでした
そしてあのラストには涙
観る前は邦題の「決断のとき」というのがダサいように思いましたが、ベンとダンの3時10分のそれぞれの決断があって、観終わってからはこの邦題がしっくり感じました
ベンが最初から最後までひたすらカッコ良く、渋いラッセル・クロウがハマり役だったと思います
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