「まさに主演女優賞受賞作品」エディット・ピアフ 愛の讃歌 いけいさんの映画レビュー(感想・評価)
まさに主演女優賞受賞作品
エディット・ピアフの歌は好きだし、演じるマリオン・コティヤールは個人的推しだし、その作品が第80回アカデミー賞3部門ノミネート2部門受賞ということであれば、これはもう大いに期待して鑑賞。
観てみると作品賞や監督賞にノミネートされなかったのは残念ながら何となく頷ける内容なのだが、やはり主演女優賞受賞のマリオン・コティヤールの演技はまさに素晴らしい。マリオン・コティヤールが役者としての覚悟を感じさせる渾身の演技というか、これだけの捨て身の演技をみせてくれるとは個人的にはかなり意外。マリオン・コティヤール推しとしては、ある意味複雑な気持ちになってしまった感もあるのが正直なところかな。
時系列を少しいじったのは構成として良かったと思うが、もう少し映像も凝ってくれれば、全体的に名作感も増したのではないかと素人目には思える。
期待が大きかっただけに、評価は少々辛口になってしまう。
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