私がクマにキレた理由(わけ)のレビュー・感想・評価
全40件中、21~40件目を表示
何かと考えさせられたし意外と面白かった
一体どんな映画なのか、邦題だけではちょっと想像がつき難い作品でしたが、見終わってみればなるほど納得、それは確かにキレますよね・・・と言うか、普通もっと早い段階でキレるでしょ・・・。
原題は「THE NANNY DIARIES」とのことですが、確かに間違いなくそうなんですけど、これだとインパクト薄なんで、この映画に関しては邦題の方がしっくりくるような気がしました、ベビーシッターの日記(でいいのかな?)では絶対見ないもんなぁ~。
まあ平たく言えばナニーのアニーがリニーにキレる映画でしたが(←平たく言いすぎ)、重すぎず軽すぎず、ほんのりラブコメ要素がありつつも、メインのヒューマンドラマ&成長物語では何かと考えさせられることも多かったりで、意外と見入ってしまう作品でした、タイトルからかなりハードルは低かったので、余計に意外性込みで楽しめちゃいましたよ。
しかしスカーレット・ヨハンソンが子守してる図って、なかなか新鮮味があって、これはこれで面白かったですね。
セクシーで、出来る女のイメージが強いスカヨハがもっさりしている・・・そのギャップが妙にツボでした。
また全然セクシーじゃないパンツ履いてるのが何とも言えずで、普通ならパンツ見えてご馳走様なのに、こう言う役柄だとそうでもなく見えるから何か凄いですね、女優さんって。
こんなスカヨハは見たくないと言う意見も案外多かったようですが、庶民派スカヨハもたまにはいいもんだな~と、個人的にはそんな風に思いながら、スカヨハ・ナニーの奮闘記を楽しませてもらいました。
それにしても、子供にとって、家庭において、人生において、何が重要であるか・・・ある程度ベタ設定ながら、でもベタ設定だったからこそ、何かと考えさせられる映画でしたね。
愛情以外のものは何でも与えることが出来るセレブ家庭は、一見羨ましくて誰もが一度は経験したい憧れの存在ですが、中身を覗いてみると・・・。
子供の頃に一番欲しかったものって、やっぱり振り返ってみると愛情だったかも、私の家も仕事仕事で両親が休日もあまり家にいない家庭だったので、何か分かるなと、セレブとは縁遠い家でしたが、妙に共感できる内容でした。
そんな中でも「クマ」にブチ切れた後の流れは、とてもグッと来る話で、心癒されましたし、とりあえずホッとしました。
そして人生何事も経験、経験することに無駄はないなと、そんなことも考えさせられた作品でした、一流の大学を出て、周りから流されるように一流企業に勤めることだけが幸せじゃない、自分って何なのか、自分を見つめる時間も必要ってことでしょうね。
しかしローラ・リニーのセレブ演技は絶品だったなぁ、あの雰囲気あってのこの映画って感じでしたよね。
それとキャプテン・アメリカとブラック・ウィドウが既にここで出会っていたと言う、ラブコメ部分も箸休め的にほっこり楽しかったです。
日常系の映画 日常系なだけに内容がしっかり作られていておもしろい飽...
日常系の映画
日常系なだけに内容がしっかり作られていておもしろい飽きない
ラストにナニーにまた復帰するのかと思ったけどしなかったのは残念してほしかった
あのまま子供とお別れってのは切ないけど実際確かにそういう事はあるしなんとも言い難い
のんびり観れるどたばたコメディって感じ
海外お決まりのうざい恋愛要素も少なくてオススメ
スカヨハとクリエヴァ見たさに借りたDVD スカヨハはいいとして、イ...
タイトルの意味が分かってスッキリ!
クマにキレるラストが爽快!
シンプルでわかりやすい
自分のことがわからない若者が、大学を卒業してからの道に迷い、なんとなく楽そうだという理由でアッパーイーストサイドのお金持ちの子守・・・
セレブの母親にイライラし、スカーレットヨハンソン演じる主人公アニーを応援したくなり、子供のグレイヤーは最初はむかつくのにどんどん愛らしくなっていく・・・と皆それぞれキャラクターが魅力的でした。
たびたび出てくる人類学の語り、セット、それがこの物語をよりスムーズに、美しく展開させている気がしました。終わり方も思わず「うまいっ」と思ってしまう。コメディ映画っぽいというのか?
ただ個人的にはグレイヤーとアニーに最後何か少しあったらちょっと嬉しかったなと思うのですが、納得の終わり方ではありました。
テンポもよくて、変にシリアスになりすぎていない面白い作品だったと思います。
爆笑ww
スカーレットありきの映画。
ずれた上流階級の生活を垣間見る
総合70点 ( ストーリー:70点|キャスト:75点|演出:70点|ビジュアル:70点|音楽:70点 )
最初の雰囲気からすると、もっとお笑いの方向にふった話なのかと思っていたが、上流階級の歪んだ家庭環境とそこで働く気苦労が重くなりすぎない程度に真面目に描かれていた。原作が子守をしていた人によって書かれているので、実際の経験が数多く含まれているのだろう、両親からの苦労と罪のない子供への愛情が出ていた。上流階級の家庭を垣間見れるという一つの経験としてはそれなりに面白いが、脇役でもちょっと出てきた、逃げ場もなくこの仕事にしがみ付かなければならない立場の小守達の苦労がしのばれる。それでも昔の貴族に奴隷のようにこき使われていた時代よりはましか。主人公は苦労はあって回り道もしたけれど、いい経験が積めて成長できたようで何より。スカーレット・ヨハンソン演じるアニーとローラ・リニー演じるミセスXの演技の掛け合いが見どころ。
題名とは程遠く、非常に考えさせられる親子の絆
親子の絆や関係ってお金持ちになると変わるものだろうか?
物語は、題名からは想像もつかない。
セレブが自分たちの時間を作る為に子守(ナニー)を雇う訳なのだが
テーマはそこに、愛があるのか?と言う事。
人間である以上、愛がある事が前提なのですが・・・。
現代の金持ち夫婦の子育て事情をコミカルに表現し、夫婦間、親子間の絆の薄さを風刺した作品と言えます。
自分の子供でもないのに子供の気持ちを考えて悩んでしまうアニー。
スカーレット・ヨハンセンが大学出たての新人子守の役を演じています。
役だけみると決してキュートではなく、むしろやぼったい、ださい女性を演じています、それはそれでいいのだが、ファンにしてみると煌めく役どころも用意してほしかったねって感じです。
忙しくて自分の時間を取れないって人生に疲れた人に是非どうぞ。
2015/11/23追記
何故か主役の名前間違いに気付き修正。
たまたま、アベンジャーズ見た後に
スカヨハは随分前にクリス・エバンスと
共演してたんだな。
立ちはだかる、属性:ママ
かわいいし最高
スカーレットのイメチェンぶりににんまり^^
私の中のスカーレット・ヨハンソンというと、妖艶なイメージ満載だったけど
今回はイメージをガラリと変えて、彼女の魅力が一層引き立った作品になった感じ^^
ローラ・リニーも私の大好きな女優さんでして・・・セレブ役が板についておりました♪
「ナニー」←これって日本ではあまりなじみのない職業ですが
(・・・ってか日本でも上流社会では存在するのかしらん(笑))
ワガママセレブのやりたい放題って、きっとこぉ~んな感じかなぁ~・・・と思いっきり客観的に観れたから面白かったです♪
え!?ラスト???
ちょっと無理矢理!ってなとこもあったけどスッキリ☆満足ですね^^
何も考えずに観たい時、深く感情移入したくない時にはオススメの作品です\(^o^)/
10月14日イオンシネマ高崎にて観賞
モラトリアムな、そんな感覚が木っ端微塵に
大学を出て、一体自分はどうなるのだろうか、
何をしたいのだろうか。
そんなもやもやを抱えていたら、
アニーと言っているのにナニーに間違えられ、
そのまま強引にアニーにさせられちゃいました。
かなり強引なんです、
ローラ・リニーの高慢ちきなミセスX。
人間関係は、
私がもたもたしていることもあったかもしれないけれど、
完全に、ミセスXペース、
何を言われても
逆らえない状態になっちゃってきました。
流石に、
お母さんにミセスXとの人間関係を
見られたときには、
このままじゃヤバイと思い始め、
そして、
とうとう堪忍袋の緒も切れて、
私爆発しちゃいました!
こんな、感じの映画でしたが、
現実の世界で、
ヨハンソンが我慢できるわけ、
ありませんよね!
スカーレット・ヨハンソンの魅力満載の映画です
24日九段会館にて試写会。NYのあるセレブ一家のベビーシッターとなったヒロインが、子供のワガママに振り回されながら悪戦苦闘を繰り広げていく・・・と聞いていたので、「悪ガキ対ヒロイン」的なドタバタ・コメディーかと思っていましたが、実際には子供は純粋ないい子、問題はその両親にあり、という日本でもよく聞くような光景を舞台にしています。登場人物は金持ちの鼻持ちなら無い、典型的アメリカ上流階級のように見えますが、これは映画の中のステレオタイプ的キャラクターなのか、あるいは、実際にそうなのかは日本的典型的庶民の私には理解不能です。共演には、ローラ・リニー、ポール・ジアマッティら実力派俳優が脇を固めています。最後まで飽きずに見させる、非常に楽しい映画でした・・・。
全40件中、21~40件目を表示