「母は強し」インベージョン(2007) odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
母は強し
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原作はジャック・フィニィの「盗まれた街」、1955年に発表されて以来、本作で4回目の映画化だそうだ。
・ボディ・スナッチャー/恐怖の街(1956年)
・SF/ボディ・スナッチャー(1978年)
・ボディ・スナッチャーズ(1993年)
・インベージョン(2007年)
人格が激変してしまうところから当時の共産主義の浸透と赤狩りを模したと評されたが当人は、ただの作り話と一笑に付していたそうだ。それにしても、何度も映画化された魅力は何なのか・・、
スペイン風邪を始め狂牛病やエイズ、SARASなどの未知なる病原体の度重なる襲来に絶え間ない恐怖心を抱いていることが理由かも、13年後のコロナのパンデミックを経て観ると先見性のような薄気味悪さを感じますね。
観た感じでは新手のゾンビホラー、6代目ボンドのダニエル・クレイグが出演とくれば派手なアクションシーンを期待してしまいますがいたって凡庸、うって変わって活躍するのはバツイチのシングルマザー役のニコール・キッドマン、最愛の息子を感染者から守るために懸命の活躍、まさに母は強しがテーマのような映画でした。
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