スーパーバッドのレビュー・感想・評価
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【”〇ッ〇-のためなら死んでもいい!”高3にもなって、まーだ童貞の男子3人が巻き込まれるおバカコメディ。童貞男子あるある満載映画です!】
ー やっぱり、こういう映画が人気のアメリカって良いよなあ。邦画には余り無い、突き抜けた下半身ネタ満載で、登場する警官二人も物凄くおバカで笑えるんだよねえ。-
■童貞であるが故に”したい事で”頭がいっぱいのさえないオタク高校生・セス(ジョナ・ヒル)、エバン(マイケル・セラ)、フォーゲル=途中で、マクラビンとなる(クリストファー・ミンツ=プラッセ)。
卒業まじかのある日、3人は女の子たちからお酒持参のパーティに誘われる。童貞卒業の絶好の機会と二つ返事で大見得を切った彼らは、難題のお酒を手に入れるため、行動をおこすのであーる。
◆感想<Caution!内容に触れています!>
・彼らが、ナントかお酒を買おうと頑張る序盤。フォーゲルが25歳の偽IDを作って酒を買おうとするシーン。
- アメリカって、お酒に厳しいんだよなあ。今は知らないけれど、オイラが高校の時にはフツーにお酒買えたけどなあ。それにしても、フォーゲルの25歳の偽IDが、ハワイの物である所や、彼が酒を買おうとしたところに現れた強盗に殴り飛ばされるシーンはイキナリ可笑しい。ー
・で、じゃじゃーんと登場した警官二人組スレイター(ビル・ヘイダー)、マイケルズ(セス・ローゲン)が面白過ぎる。事情聴取のためにフォーゲルをパトカーに乗せて街中を走るのだが、赤信号の交差点に来るたびに、そこだけサイレンを鳴らしてすっ飛ばすのであーる。
■ヤッパリ、今作はセス・ローゲンが脚本に加わっている所と、ジョナ・ヒルのでぶっちょで冴えない所が良いのだなと思うね。
・セス、エバン、フォーゲル=途中で、マクラビンが、何だかんだありながらジュールズ(エマ・ストーン)主催のパーティに到着し、エバンの事が好きな、だが酔っ払ったベッカ(マーサ・マックアイサック)にベッドに誘われ猛烈なアタックを受けるも、彼女が吐いてしまうシーンや、セスが好きなジュールズにキスしてから近づくも、酔っ払って彼女の頭に激突するシーン。
ー 高校生だと、お酒が強くないからあーいうことがあるのであーる。特に女の子が酔っ払うと積極的になっちゃって、男がタジタジとなる事も、高校生あるあるであーる。笑えるけれども、ちょっと切ない。-
・おバカ警官二人組スレイター、マイケルズは酒を飲みながら、パトカーをフォーゲル=途中で、マクラビンを乗せて走り、最後にはパトカーを燃やしちゃうシーンなどは、アメリカンお笑いシーンなのだろうなあ。
<で、同じ大学に行けないセスとエバンが、わだかまりを解いて和解するシーンや、翌日モールでジュールズとベッカに恥ずかしそうに会うシーンなども、高校生あるあるであーる。
今作は、高3にもなって、まーだ童貞の男子3人が巻き込まれるおバカコメディであり、童貞男子あるある満載映画なのであーる。キッパリ!>
おバカでお下劣なのにノスタルジーを感じる
女の子にモテたいアメリカの高校生(もしくは大学生)が主人公のコメディなんて好物すぎて、何を観たんだか、そして観ていないんだかわからなくなることがある。本作も、DVDスルーならTSUTAYAで借りたことがあるという錯覚に陥ってしまった。結局観ていなかったんだけど。
高校卒業間際の同級生のパーティーに誘われたセスたち。ニセのIDで酒を買ってくることがとても重宝がられるところがアメリカっぽい。そしてとにかくセスとエヴァンとフォーゲルの考えていること、行動のすべてがバカっぽい。男の子の行動原理ってこんなもんだよな。もちろんこの手の映画にありがちなお下劣さも全開だ。でも、なんか楽しくて笑ってしまう。個人的には警官2人とフォーゲルが絡んだドタバタが好きだ。
あれだけ下品な笑いが散りばめられていても、微妙にノスタルジーな気分になって彼らのことが愛おしくなるのが不思議なところ。少年時代には男友達だけでつるんでいたのが、歳を重ねるにつれ彼女のような女性と過ごす時間が増えていく。それが大人になるってことなのかもしれない。でもとっくの昔にそんな少年時代を終えている身としては、その切り替わりの瞬間に一抹の寂しさを感じてしまう。そんなことを思ってしまう、秀逸なラストシーンだった。
これ、当時DVDスルーになったのがもったいないくらいにいい映画だった。いや、こんな感想になるのは少数派なのかもしれないけど。
エミリー・ジーン・"エマ"・ストーンの隠しきれない透明感💎
大人になるって
時の流れを感じる
13年も経つと笑えてたのも悪趣味になる。
下ネタのオンパレードは分かるけど、
生理の血の件や、
ヤバイ警察官など今となっては引いてしまう。
高校生の馬鹿なノリや、二人の友情は好きだし、
この狂った一夜は彼らの大切な宝物になるのは
僕もここまで酷くはないけど経験があるので分かるけど、
にしても行き過ぎじゃないか?と思ってしまった。
映画だから笑えば良いのかもしれないけど、
自分の10代と照らし合わせてもついて行けないところは
多々あった。
最近のコンプライアンスの規制に
慣れたのもあるかもしれない。
そもそも自分が10代の時もセックスにはバリバリ興味
あったけど、もっと可愛い物だったな。
「チンコ」「オッパイ」で永遠笑ってられる青春だったな。
ラストの主人公が友だちに送った目線。
あれだけが救いだった。
激賞
ミシェル・ゴンドリーの「グッバイ・サマー」を鑑賞し、同類であるこの映画を鑑賞。この二つの映画の共通点は青春時代は戻らないことを伝えようとしているところであると思う。
両者とも子供たちのくだらなく笑えるやり取りを交わし、観客を笑わして自分たちの子供時代を思い出させる。そして最後の最後で子供時代の終焉を見せ、悲しくもいとおしい余韻を残す。この映画は「グッバイ・サマー」よりその余韻を感じるものになってある。それは「いつかは大人にならなくてはいけない」ことを伝えているからだ。主人公たちは童貞を捨てるためお酒の調達をする。童貞を捨てるということは大人になるということ。主人公たちは大人になるためお酒を巡りすったもんだが起きる。作中悪い大人が沢山出てくる。代表例が警官二人だ。彼らは自分たちの責任を放棄している。彼らの登場により心が成長しないと大人になれないことを示している。だから主人公2人には酒の力で大人にはさせない。一歩ずつ自分たちの足で大人になっていくのと同時にもう今までの子供みたいなことはできない、もう戻れないことを伝えるラストシーンで不覚にも涙。
上質な青春映画
マクラビンよ永遠に
大学進学を控えた三人の非モテ男子が、パーティで意中の女を振り向かせ、あわよくば童貞を捨てるべく酒を求めて彷徨する一夜を描いた物語、とこうあらすじだけを読むと莫迦のような話だが実際に視聴してみるとやはり莫迦としか言いようのない映画である。
特に練られたプロットがあるわけでも、忘れがたいワンシーンがあるわけでもないのだが、とにかく数十秒に一度は下ネタぶちかまして笑いとろうぜ、というなにかこう一種鬼気にも似た執念を感じる。
で、その執念が血肉化したのが、本作がデビュー作となるクリストファー・ミンツ・プラッセ演じるフォーゲル=マクラビンの存在であり、彼はデビュー作(撮影当時17才!当然初となる濡れ場?は母親同伴で撮影されたとか)にして、おそらくは映画史に残るだろう奇蹟的な怪演を披露している。この演技だけでも一見の価値はあるだろう。
今までで、1番イケてる青春Movie
ボンクラ高校生3人組の童貞喪失奮闘記&日常系での成長期
ボンクラ童貞高校生が童貞喪失の為にパーティーに初参加!
しかし条件として、成り行きで酒を買わなきゃならなくなるのだが…
果たして酒はかえるのか!?そしてパーティーで女子とヤれるのか!?
という最近だとよくある高校生ブロマンスものの金字塔的作品でしょうか?
この映画でまず特筆すべきはもはやボンクラ童貞俳優御三家ジョナ・ヒル、マイケル・セラ、クリストファー・ミンツ=プラッセの過度にリアルな演技だろう!
モテないボンクラ高校生の虚栄心や女子や怖いやつに対するキョドリっぷり、仲間内での変な序列まで完璧に表現している。
こういうのって日米関係ないんだろうな〜
ちなみにセスとエバンはぱっと見で桐島と武文を彷彿とさせる雰囲気とクラス内ポディション。
しかし、ここに出てくるボンクラは所謂女のコにモテないけど、その代わり趣味や特技がある感じには見えない、本当にただ童貞を喪失したい奴ら。そこが逆にリアルだと思う。
(なんかのめり込めるものがあれば、それはそれで最強なのだ)
そのリアルさ故、こいつらの今後も見守り続けたい!
また本作で観た者を幸せにするところ男同士の友情だろう。
主要三人のデコボコな関係、セスとエバンの文字通り愛にも似た友情…
その中でも個人的にはフォーゲルがスレイターとマイケルズと初対面から築き上げていく友情、その友情を築く上で交わされる馬鹿話やおふざけが最高!!
もうあのパトカーに乗って俺も友達になりたい!!
あらゆる男が共有できるテーマばかりですので男性は大事な友達と観るなり、一人で酒飲みながら観るも最高!
女性もタイトルに臆せず、温かい目で観てほしい!
そしてリアルな男なんてしょうもない生物だが、同じく愛でてほしい!
とりあえず一番成長したのってフォーゲルだけじゃね?w
お下品な青春映画
次世代のコメディを担う、スターの卵が集結!
もうおバカすぎて泣ける(=笑いすぎ)ほどですが、
これは『無ケーカクの命中男』等々で大活躍中のセス・ローゲンと
本作の脚本のエヴァン・ゴールドバーグの高校の頃を描いた話。
ジョナ・ヒルがセス役を、マイケル・セラがエヴァン役を演じています。
まず注目したいのは、マイケル・セラ!
顔自体は、「小朝、入ってる??」
と思ってしまう面立ちなのですが、
スタイルが良いせいか“ダメかっこいい”役をやることが多いような。
『ジュノ』ではエレン・ペイジの彼氏役、
『キミに逢えたら!』では元カノにCDを送り続ける健気なバンドマン、
『紀元1年が、こんなんだったら!?』ではジャック・ブラックに
振り回される原始人(?)と大活躍中です。
そしてジョナ・ヒルも、この作品にも出ているビル・ヘイダーと一緒に
『ナイト・ミュージアム2』、
ジョン・C・ライリー主演の『ウォーク・ハード』に出ていたりと
コメディには欠かせない役者に成長中。
ちょっとゴールディ・ホーン似のルックスと
ハスキーヴォイスが魅力的なエマ・ストーンも
『ゾンビランド』でいい味出しています☆
さらに、彼等の先輩格の二人、
ビル・ヘイダー(大好き!!)&セス・ローゲンのバカ警官コンビは最高!
バカボンのおまわりさんが実写になったのかと思うくらい^^;;
おまけ短編でもいいから、スピンオフ観たいなあ、、、
ビル・ヘイダーは、 今SNLのキャストとして活躍中ですが
ぜひぜひ辺りの若手も、 キャストとして活躍してほしいものです!
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