Life 天国で君に逢えたらのレビュー・感想・評価
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逝く時は「逝く」と言ってね・・・という台詞にしちゃうと、違った意味にとられそうだ。
伊東美咲の演技を見慣れてきたせいで、下手な演技よりも、なかなかいい表情をしているシーンを見るにつけ、いい女優になりそう・・・と、肯定的に見られるようになりました。この映画で良かったのは、結婚式を挙げるまでのラブラブモードや、夫夏樹の余命を医師に宣告されるところなど。ただ、悲しみを乗り越えて夫に笑顔で接するところなどでは、微妙な心の動きまでは表現しづらかったのかもしれません。
桑田圭祐の歌も映像や飯島夏樹の生き方にピタリと合って、夏の終わりに最適の映画でした。彼の生そのものが夏。風を感じ、風に乗って、風と同化する夏樹。年代的にもナウシカ世代なのでしょうか・・・そう思うと、風使いの飯島夏樹のボードがメーベのように思えてならなくなります。
予告編の段階でほとんどストーリーがわかってしまっていた映画でしたけど、ホームページ更新によってファンからの応援メッセージをもらうところや、死のうとしていた子に勇気を与えたりとか、残された命を有効に使おうとする姿勢にも感動できる内容でした。ただ、映画の終盤はかなり間延びした感じがして、感動も半減。その構成を上手く扱って、観客を泣かせるか、生きる希望を与えるか、どちらかに絞ったほうが良かったのかもしれません。
【2007年8月映画館にて】
美しき伊藤美咲、熱演❣️本作の主演は彼女だと思います。 小夏の健気...
美しき伊藤美咲、熱演❣️本作の主演は彼女だと思います。
小夏の健気さに泣かされました。こんな夫婦、家族になりたいと思いました。
傑作でした。
まぁ、よくある実話ですね…
わたしも、一度死にかけて、こんな素敵な深い考え方になれたらいいなぁと思いますが、この映画の内容と一緒で「何故生きる」という深いテーマを考えさせられますね。
投げやりにならず、精一杯生きないと思います。
引退した伊東美咲さんがかなり可愛いのを再認識しました
実際にあった人のお話。 プロウィンドサーファーの人が癌になってしま...
実際にあった人のお話。
プロウィンドサーファーの人が癌になってしまう話ですが、
最後の終わり方とかそこまでダークじゃなかったのがせめてもの。
長女とのやりとりとかは涙なしに見れません。。
袴田さんをこの映画で久しぶりに見かけたけど、イケメンでした。
すっと観客の心に染み入る映画
この手の作品のいかにもお涙頂戴的な作品が多い中、さらっとした感じで見る事ができた。実際に作品の中でも妻役の伊東美咲が前向きで強い役柄の為、泣くシーンも少なくって最後まで飽きずに観ることができた。失礼かもしれないが、私にはライトなラブストーリーかな。
なぜ生きようとするのか、なぜ生きることに意味があるのか。すっと、心の底に落ちた。
苦労してアメリカ・ハワイでウインドを続けた飯島さん。14年前にアメリカに渡った自分自身と重なる部分がありますが、ポンコツ車時代は笑えますね。僕のポンコツも何度止まった事か?!End Creditsに実物の夏樹さんが、写真で登場した頃は、涙で前が見えませんでした。
ドキュメンタリー
この映画は非常にいい映画だと思う。
自分は,テレビで既に本人のドキュメンタリーを
見てしまったのでやはりリアリティと言ったいみでは,
少々マイナスでしたが,いい映画である事に変わりは
ないと思う。テレビでドキュメンタリ-を見ていない人は,
泣けると思います。
いい映画…ホントにいい映画。
肝細胞ガンの為、38歳の若さでこの世を去った、世界的プロウインドサーファー・飯島夏樹。この映画はガンと向き合い、そして懸命に生きた彼の半生と、彼を支え続けた妻、そして家族の“愛”を真正面から描いた実話を基にした、感動ドラマです。
映画館で流れていた予告編を観ただけで、吾輩既に号泣しそうになっておりましたので、『本編観たら、一体どうなってしまうやろ?』と、半ばビビリながら映画館へ出掛けました。結論から言うと、泣きました…でも号泣はしませんでした。映画自体が、そんなに『泣かせてやろう』と押し付けてくるのではなく、むしろ爽やかに…そう作中にも出てくる『風に吹かれるままに』…という感じで作られていたので、本当に素直に映画の中へ入っていけましたし、爽やかな感動をいただけました。ホント、“いい映画”でした。
ガンとわかってから苦しむ夏樹さんを、同じように苦しみ、それでも強い心で支えた妻・寛子さん。なかなか素直になれなかったけれど、『死なないでほしい』という一心で行動し、それが夏樹さんの支えとなった小夏ちゃん。そばにいて、笑っているだけで夏樹さんの心を和ませせた3人の息子さんたち。そして常に夏樹さんを想い、励まし続けた仲間たち…。みんなに支えられて、夏樹さんはガンになったことを『良かった』とまで思えるようになっていきます。この過程の描かれ方が、とても優しさに溢れていて目頭が熱くなりました。『ああ、生きてるってホントに素晴しいことなんだな』と、単純に素直に痛感させられました。“延命治療”を否定するわけではないのですが、夏樹さんの『風に吹かれるままに』という生き方は、ガンと闘う人達の1つの理想の形なんじゃないでしょうか?
桑田さんが歌う主題歌「風の詩を聴かせて」がエンディングで流れるのですが、ほぼ満席の客席から立ち上がる人は、エンドロールが終わるまで1人もいませんでした!吾輩、こんな光景を観たのは初めてです。いやあ、本当に素晴しい!
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