劇場公開日 2007年12月15日

「テレビシリーズ同様アメリカン・カルチャーを皮肉ったネタは健在だが長編には向いていない...」ザ・シンプソンズ MOVIE Sp!ke-Yさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5テレビシリーズ同様アメリカン・カルチャーを皮肉ったネタは健在だが長編には向いていない...

2008年4月8日

劇場公開時は所ジョージやらベッキーやらタレントを起用したために逆に観る気をなくさせたが今回のリリースに伴い当然テレビシリーズと同じ吹替えで観ることができるのが何よりうれしい(>_<)テレビシリーズの吹替えはオリジナルの声に本当にそっくりでもうこのキャストでなければシンプソンズの吹替えはなりたたないというレベルなのだ。そこに変なタレントの風を入れて神聖な場所をけがさないでもらいたいね(>_@)

 日本で言えば「ドラえもん」的な国民的長寿シリーズで最近では英エンパイア誌の人気テレビシリーズ1位を獲得したのになんで今まで映画化してなかったんだろう??と思うけどその答えはこの映画を観てわかった。シンプソンズというのは長編には向いていないのだ。当然ブラックユーモアやアメリカン・カルチャーを知っていればニヤリとなる小ネタ、パロディシーンなんかはテレビシリーズ同様に健在で楽しむことができるて「不都合な真実」のパロディを取り入れ環境問題を取り入れめちゃくちゃな話にはなってしまうが観ている子供たちには結果的に環境を守ろうという気にさせるというファミリー向け映画思考も入っているがやはり長編としては話があっちこっちに行き過ぎていてうまくまとまってない感じがしてならなかった(>_<)だからテレビシリーズのように短編で丁度いい(>_<)

 気になって仕方のないのが映画版にだけ登場するキャラクターのブタとコリンという少年だがどちらも謎のままだということ(@_@)何か最後に隠し要素があるのかと思っていたらそのまま終わってしまった。のちにテレビシリーズにリンクすることも考えられるが日本では現在シーズン15が放送中ということでもしリンクしていたとしても確認には時間がかかりそうだ(>_<)あとついで言うと個人的には実写版で映画化してほしいね☆

Sp!ke-Y