ヘアスプレーのレビュー・感想・評価
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エンディングの入りがオシャレ
エンディングの入りがオシャレ。
番組の生放送を見にきたエージェントなる者たちが何か言って終わるのかなと思いきや、
二人のキスシーン、そして、白黒テレビの画面になる、そのままエンディング。
!!
あぁ!見ている僕たちも白黒テレビの前の視聴者だったんだ!!
こんなオシャレな終わり方あるんだと思いましたよね。いいエンディングだった。
たしかに差別問題はもっと苦しくて辛くてグロテスクなものだと思うけど、
実際にこういう人たちが一歩一歩と小さき革命とも呼べるものを積み重ねてきたから、今のアメリカがあるのかなと思いました。 「止められないこれが未来だ」いいセリフでした。
黒人のヘアスタイルが、ストレートな事に疑問を持つべきだ
『アカかぶれのデブ娘を外せ』って、この時代は確かにそうだった。
黒人のヘアスタイルが、ストレートな事に疑問を持つべきだと想う。この映画の題名と内容がそれを皮肉っている。時代が60年代後半になると、この主人公の髪型は、嫌われる運命なのだ。つまり『アフロヘアー』の時代なのである。
さて、大変に残念な映画だ。カットが多すぎて、折角のキレキレのダンスが活かしきれていない。舞台なのだから、その味を少しは残してもらいたかった。どうせ、歌は口パクなんだし。まぁ、地声は認めるが。
勿論、トラボルタさんももったいない。
全然のれなかった
ダンスが好きなのはわかった、差別反対も先進的な考えに与するというスタンスなんだろう、でも他の出演者を貶める態度とか理解できない。プロデューサーは明らかに敵だったがその娘には直接は何もされてなかったのでは?プラカードで警官殴ったせいで他のデモ行進者が逮捕されてるし。主人公はただの傲慢で世間知らずな人にしか見えなかった。
歌やダンスでそのへんのアラは気にならなくなった人が高評価なのだと思うが、自分は乗れず、人と何か違うのだろうかともやもやしてしまった。
黒人メインのダンスシーンは良かった。
楽しいだけで終わらない
舞台は60年代のアメリカの田舎街。
当時のファッションやヘアー、クラシックカー。好きな人はまずそこで魅せられます。
まだ人種差別が残る街。体型や肌の色が違っても歌やダンスを通りしてその人本来の美しさを見つめて認め合う。
周りがどんなに否定しても、最後は主人公の信念が勝ります。
クライマックスは、歌とダンスの素晴らしさが相まって余計に感動。
ただ楽しいミュージカル映画だけでなく、胸に残るものがちゃんとある。
やっぱり、ハッピーエンドの映画は最高!
もっと評価されるべきだと思います。
未来はここにある
時代設定は黒人差別から抜け出しつつあった頃。一面黒人差別反対の映画に見えるが、その実、外見にコンプレックスを持つ人の克服の物語。
そう、主役はエドナ。
大きく太い外見から、外出することを避けていたエドナだけど、差別から抜け出しつつあった時代の申し子トレーシーに感化されコンプレックスを克服する。
その過程に黒人差別の問題が絡み、奥行きが出てくる。
そういった話をミュージカルにのせて軽やかに描き出す。
観終わると勇気を貰えているような、そんな映画。
外見は関係ない。
試写会で鑑賞してすごく楽しかった思い出があります。ザックエフロンはスター性に溢れているし、ダンスのカメラワークも楽しさを倍増していて、エンターテインメント全開。
歌や踊りや恋愛に人種は関係ないと無垢でまだ子供のトレイシーは思えるけれど、世の中的にはまだブラックとホワイトの区別が顕著な時代。例え本心は人種差別に反対でも、活動するには多くを敵に回し大きな危険を冒さないといけなかった風潮をもろともせず、トレイシーは気持ちのままに行動します。ちょっと周りが見えてなくて客観的視点に鈍い気もするけれど。。
トレイシーの素直な感情を通して、ボルティモアを舞台に、人権デモ等も交えながら、明るく軽く、人種差別の無意味さを伝えています。ルーツがどんな人種でも、例え太っていようと、外見関係なく、楽しいものは楽しいし、好きなものは好きだし。そのうちに周りも考えが変わってきて。
私はこの時代のアメリカ音楽の変遷は、マイケルやドリームガールズから学びましたが、モータウン始めブラックミュージックは本当に素晴らしいです。今の音楽の背景には、長く続いた日陰のブラックミュージックがあり、そのすごさに気付き権利無視で白人が盗んでいた時期もあり、この作品の時代の音楽の融合がある事を、気軽に学べる作品です。
ジョントラボルタの女装に度肝を抜かれます。見るからに意地悪な白人主義の母娘にも罰がくだりスッキリ。
ミュージカルが好きなので…
ミュージカルが好きで、
ザックエフロンが
出てるので気になって観てみた。
体型のこと、人種のことなど
社会問題についてストーリーに
練りこまれていた。
最後は主人公が幸せに
なるからいいけど
内容が薄いような気がしました。
大好き!踊りたくなる♪
とっても明るくて楽しい映画!
曲も踊りたくなる楽しい曲が多いし、出演者に個性もある。
人種差別の問題や、体型の差別の問題など、差別問題をとりあげてる。
でも<時代の変化>とか<新しい時代>とか、差別している人は少数で、、ブラックデーもあって、、という前提があるから、そんなに重くなく見れるんじゃないかな。
人は見た目に囚われがちだけど、大切なのは中身を見ること。それを明るく楽しく伝えてくれる映画だから、楽しんで見れました。
大好きな映画!
とにかくハッピーで明るくてオシャレなこの映画
でもダンスフロアにロープがあったり
デモ行進のシーンあったりして黒人差別の問題もきちんと取り上げられています
ブロードウエイのミュージカルだった頃の
脚本のむりやりだろーwwって所も
きちんと作り直してあって、最高のミュージカル映画になっています!
わたしの大好きな映画の一つです
楽しい!
お正月の特番でつまらなかったので、楽しそうな映画が観たいと思い選んだ映画。
とにかく、何も考えずに楽しめる映画。
一歩踏み出せば世界が変わると思わせてくれた。
踏み出すかとどまるかで人生が変わる!!
人種差別が所々に出てきて悲しくなったけど、最後はハッピーエンド♫
楽しく見れた映画でした!
ダンスなんて、忘れたわ
映画「ヘアスプレー」(アダム・シャンクマン監督)から。
人種、チビ・デブといった差別用語を、
前向きに、そして明るく吹き飛ばしてしまい、
鑑賞後、メチャクチャ元気がもらえた映画であった。
「世の中がどんどん変わっていく」ワクワク感を
主人公のはち切れんばかりの笑顔が後押ししてくれる。
彼女の母親役は「サタデー・ナイト・フィーバー」でブレイクした
ジョン・トラボルタ。もちろん男(笑)。
ここでも、男とか女とか、の常識をぶち壊している。
ただ、女装したジョン・トラボルタ、というよりも、
特殊メイクを施し、ふっくらな女性の着ぐるみを身につけた
ジョン・トラボルタ、の表現が正しいのかもしれない。(汗)
内気でほとんど家から出なかった母親が、娘に導かれて、
新しい時代に飛び出し、自分を再発見していくストーリー。
「ママ、60年代にようこそ!!」と手を引き、ダンスへ誘う。
そこで、華麗なダンスで一世を風靡した彼(彼女)が、
「ダンスなんて、忘れたわ」という台詞を呟いたから、メモ。
また、娘の彼氏が出て行ったあと
「彼はきっと戻ってくる」と娘を慰め、
「母親だからそう言うのよ」の娘の切り返しにも、
「男の気持ちもわかるのよ」とさらっと答えるシーン。
これも、母親が男だと知っていたから余計に笑えた。
常識の呪縛から逃れたいあなた、是非、観て欲しい。
果てなく続くハッピーなダンスと唄
ミュージカル映画は苦手だ。映画館で唄とダンスを観ていたら何故か眠くなる。大体、昨今ブロードウェイ作品の映画化が続いているが、どれも大抵ろくでもない。
『ヘアスプレー』は、そんな苦手意識を根底から吹っ飛ばす。出だしから変質者ジョン・ウォーターズ出現だもの。これではノれないわけがない。それからも間髪置かずに曲が流れるが、どれも耳障りが良く体が踊る。マーク・シェイマンという人の曲作りに屈服した感じだ。エンドタイトルのオリジナル曲"Come So Far"もいい感じ。ついでに誰がデザインしたか、エンドタイトルも見心地良い。
これを作った監督アダム・シャンクマンが振付師とは知らんだ。コメディの雇われ監督くらいのイメージしかなかったが、舞台のプロとしての頑張りを称えたい。最近のミュージカルは唄・ダンスの垂れ流しか、細かいカット割りのごまかし(『シカゴ』とか)が多かった。シャンクマンは、じっくりと唄・ダンスを見せ、ほどよいところでカットを入れる。実に誠実で緩急のある見せ方であり、私でも十分楽しめた。美術・撮影にも手抜かりないのもGOOD。
役者については箇条書きにて…
・ブロンスキー…凄いタマの新人。後半ちょっと喰われた感も。
・トラヴォルタ…もう少しじっくりした見せ場があれば完璧。
・ウォーケン…流石ダンスが上手い。あり得ぬ好キャスティング。
・ファイファー…復活。程良い悪女ぶりが良い。やはり美人。
・バインズ…斜めからの表情が可愛らしい。存在感あり。
・マースデン…これは凄い。白い歯とステップのインパクト強烈。
4パートも続きながらも勢い止まらぬ"You Can't Stop the Beat"。トラヴォルタ&クリス・ウォーケンの夫婦ぶりに初め笑い、後に涙な"Timeless to Me"。この映画のハッピーな余韻は未だに残っている。是非もう一度楽しみたいもんだが、じっと座って観ているのは勿体ない。「踊れる映画館」というのはないものか。
自分らしく生きる。それがHAPPYなこと。
60年代へ時代がかわりゆく
ボルティモアの高校生達
人種差別がまだまだあって
その中でトレイシーは自分の夢と考えに
自信を持って、TV局や社会に
立ち向かってくっていうかんじなんです。
話のノリとしてはドリームガールズの高校生版
かなとおもいました。
違うのは振り付け。
場面展開させながら踊り、歌うシーンが連続して
全編HAPPYなかんじです。
ミュージカル映画なので、
もちろん台詞はほぼ歌です。
特に主人公トレイシーの気持ちは。
設定が色々面倒で省略しちゃった~
なんてのがいっぱいですが気にせず。
ジョン・トラボルタってすごいのね。ノリノリ。
なんだかプレミアの映像とかを観ると
フツーにゲストで来てる風で
映画のなかでどれだけのポジションかわからなかったんですが
女装しただとおもいきや
いやいやこの映画で
一番ストーリーを伝えたのは彼です。
トレイシーのライバル
アンバーの母親かつTV局の部長役に
ミシェル・ファイファー!!
スターダストの公開ももうすぐ。
意地の悪い女役なんだけど
超ぴったり。すばらしい。
メリル・ストリープもびっくり。
あと、クリストファー・ウォーケン(トレイシーの父)
のデュエットはすばらしい。
ミシェルともジョンともやっているのですが
なんかオモシロおかしい
いたずらおもちゃ店や
ムーランルージュばりの衣装チェンジしながらのダンスとか。
なくとこじゃないのに
泣こうと思えばなけました。
でもここまでは前置きです。
長い(笑)
なんせ彼にふぉーりんらぶ。
ザック・エフロンもとい
リンク!!w
ザック・エフロンはハイスクールミュージカル2にでるような
金髪青目の大ブレークのアメリカ人
この映画だとなんと黒髪なんです。
50~60年代の設定なので
テレビ出演者は黒髪のほうが映えるわけで
青目+黒髪+フルハウスのジェシーおいたん風にやられました。
キザなかんじがとっても上手。
とにかく
存在感!のある女性がたくさん。
歌って踊れるスターもたくさん。
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