ヘアスプレーのレビュー・感想・評価
全161件中、81~100件目を表示
誰でも楽しめるミュージカル映画
遠い昔まだ差別があった時代
からだが踊り出す!
人種の問題って難しい。
人種差別について、改めて考える機会をもらいました。
作品としては、歌が多くて、ハッピーな映画。重くはない。
ただ、年代設定的に仕方ないけど、音楽、ダンスの系統が同じでちょっと飽きる感じも否めないかも。
ラストはやっぱりいいけど!
グリーにしても、ユダヤ系て言われる人達は、やっぱり歌い方、声の質は特徴的だとふと感じました。
ただ、ストーリーはわかりやすくて爽快だけど、そんなうまくいかないでしょ!って感じも全体的にあり。
人種差別はなくなればいいのだけれど、じゃあなんで整形して白人に近づけるのだろう。実際ザックエフロン始め白人キャストが白人以外と付き合うのかな?などなど、やっぱり現実はまだまだ人種の差は消えないのかな。
やっぱり競い合いたい生き物だから仕方ないのだろうけど、ただ競技を競うオリンピックだって、人種の差は出てしまうし、ファッションモデルは黒人やヒスパニック系、アジア人もいるとはいえ、やっぱり化粧品メーカーなんかは顔の美しい白人メイン。でもそれを美しいと感じてしまう自分もいて。
やっぱりそんな単純な問題じゃないけど、少なくとも差ではなくて、差別と呼ばれるものは一歩ずつ減ったらいいなと改めて感じました。ハーフの子どもたちが増えてるのは1つの進歩の結果にも思えて、そんな子どもたちがたくさんになる未来には少しは違っているといいな。
this is the future!
大好きな映画の一つ。トレイシーの明るさと可愛さに元気をもらえるし、常に前向きな姿勢は人種差別問題すら超えていく。確かに無知で、振る舞いは子供っぽいけど、純粋にダンスを好きな気持ちと人を好きな気持ちを表すトレイシーは魅力的。あとザックエフロンはやっぱりミュージカルで輝くのかと言うほど、役柄がハマってる。
人種差別は重いテーマだけど、映画の中では音楽もあってか、そんなに重く取り上げられてはいない。黒人も自分たちに誇りを持って生きているし、ブラックミュージックは本当に素晴らしい。
デモの前夜に、トレイシーとお父さんが話すシーンが好きで、思ってたよりずっと先の未来を見つめる娘の成長を、父親が理解して後押しをする。
わかりやすいストーリーと、楽しい音楽で、悲しい気持ちや辛い気持ちを吹き飛ばす、パワフルな作品でした。
ライトでハッピー
ジョン・トラボルタ!
外見は関係ない。
試写会で鑑賞してすごく楽しかった思い出があります。ザックエフロンはスター性に溢れているし、ダンスのカメラワークも楽しさを倍増していて、エンターテインメント全開。
歌や踊りや恋愛に人種は関係ないと無垢でまだ子供のトレイシーは思えるけれど、世の中的にはまだブラックとホワイトの区別が顕著な時代。例え本心は人種差別に反対でも、活動するには多くを敵に回し大きな危険を冒さないといけなかった風潮をもろともせず、トレイシーは気持ちのままに行動します。ちょっと周りが見えてなくて客観的視点に鈍い気もするけれど。。
トレイシーの素直な感情を通して、ボルティモアを舞台に、人権デモ等も交えながら、明るく軽く、人種差別の無意味さを伝えています。ルーツがどんな人種でも、例え太っていようと、外見関係なく、楽しいものは楽しいし、好きなものは好きだし。そのうちに周りも考えが変わってきて。
私はこの時代のアメリカ音楽の変遷は、マイケルやドリームガールズから学びましたが、モータウン始めブラックミュージックは本当に素晴らしいです。今の音楽の背景には、長く続いた日陰のブラックミュージックがあり、そのすごさに気付き権利無視で白人が盗んでいた時期もあり、この作品の時代の音楽の融合がある事を、気軽に学べる作品です。
ジョントラボルタの女装に度肝を抜かれます。見るからに意地悪な白人主義の母娘にも罰がくだりスッキリ。
全161件中、81~100件目を表示