ピアノの森のレビュー・感想・評価
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この作品にスタンディングオベーション!
小学生とピアノの物語。
カイ(声:上戸彩)の天才っぷりがサイコーに面白い。
ファンタジー要素としては、森にあるピアノの音を出せる人が限られているという部分。
クライマックスのコンクールでのカイとタカコのやりとりが笑えた。
ショパンの“子犬のワルツ”が大好きな曲なので満点評価にしたかったが、絵に魅力が足りなくて減点。
便所姫とウェンディ
森のピアノは壊れてると主張するキンピラだったが、一ノ瀬海は「音が出る」「自分のピアノだ」と主張する。早速森へと向かった海と修平。海が弾くと音は出るのに、修平が弾こうとしても音が出ないピアノ。美しい旋律を奏でる海なのに、修平の自宅のピアノを弾かせるとデタラメな音しか出ない・・・そして、学校の音楽の先生・阿字野に教えを乞おうとする修平に対して、彼の教えたいのは海の方だった。同じコンクールに出場することになった海と修平だったが。
自分のピアノ、モーツァルトのお化けに悩まされる海。トイレで犬と一緒じゃないと弾けないタカコにはアドバイスできたのに、やはり物真似になってしまう。
小学生時代だけの序章といった感じではあるものの、世界にはばたく海の姿が見えてくるように思える仕上がり。あの小学生の夏の思い出。ピアノじゃなくても誰にでもあるよね。
上戸彩より、神木隆之介より、すごいのは福田麻由子だった。演奏シーンでも犬のウェンディと草原を駆け巡る映像がとてもよかったなぁ。このシーンを見たおかげで一度茶髪にして、なでなでしてもらう夢を見た。
NHKより数段良かった
物語の端緒ではあるけれども、NHKでやってたやたらと朝鮮の下請けに頼った出来損ないのアニメより数段良かった、やはりアニメはいい加減な仕事はすぐわかる、アニメには日本の繊細な仕事が必要だ。
声優が下手すぎる
原作の大ファンなので不安でしたが、あの空気感を壊さないいい映画になってる。
が、タイトルに尽きる。
声優があまりにも下手。
ストーリー展開そのものより、心情だとか、成長だとか、そういったものを追うことを重視する作品にとって、これはあまりに致命的。
二回目
初見は七、八年前かな…?
やっぱりいいな〜〜〜!
あじの先生かっこいい大好き
連載中の漫画の映像作品ってむりやりオリジナルストーリーでっちあげて終わらせがちだけど、この映画はそんなことが全くなくて、良い!原作で言うと本当に序の口はじめもはじめの導入で終わっちゃうのに、映画としてみるとまさしくここで終わるべきだ!ってところで終わる。すごくいい。少し寂しくて切なくてだけど未来へのいっぱいの希望にあふれていて、これから大人になる子供たちにとっても暖かい目を向けたくなるラスト。素敵です
いい映画なんですが、声が・・・・・・・
原作は読んでいませんが、同じ原作者の作品で、「花田少年史」がアニメも映画も大好きだったので興味があり、見にいきました。
ストーリーは、まあそこそこだったんですが、全編に流れるピアノの曲がとてもよく、映像も奇麗で、けっこう感動さしてもらいました。
ただひとつ残念なのは、声優の方があまりよくないんです。
有名な女優さん使って、話題作りしたいのはわかるけど、主人公のカイ役の上戸彩さんなど、いくら声変わりしていない少年の設定とはいえ、完全に女の声で、しかも上戸さんの顔がちらついてしょうがありませんでした。
そして母親役の池脇千鶴さんも、物語のキャラクターとまったく合っていないような気がして、どうして池脇さんがやっているのか、すごく疑問でした。
気になったのはそれだけで、全体的にいえばよい映画だと思います。
これだけの作品なら、そんな話題作りなどしなくても十分通用すると思うけど・・・。
演奏はアシュケナージですもんね。アニメとしても幻想的!
クラッシック音楽がブームになっているとか。
その中で、『モーニング』連載中の人気漫画が映画化されました。
『のだめカンタービレ』にはまった人なら、絶対お勧め!
アシュケナージのピアノも映像にすごくマッチングしていて、1時間40分のピアノの森でのコンサートに入り浸ることでしょう。
深い森の中、月明かりに照らされるピアノの幻想的で壮大な映像、アシュケナージによる本格的なピアノ演奏も神秘的で、観る人の心に鮮烈な印象を残します。
もう見ているだけで心が癒されました。マッドハウスが製作を担当しているだけにとても映像が緻密できれいです。
物語も森の中に置き捨てられたピアノが朽ち果てることもなくきれいなままで、それをなぜか一人の天才少年のみが弾くことができるという神秘的なお話です。
将来ピアニストを目指して練習に明け暮れている雨宮修平は、コンクールの地区予選を受かりやすくするためだけに地方の学校へ転校したのです。そして毎日過酷な練習の続き。修平は音大での母から押しつけた夢のまま強制されているだけで、ちっともピアノの喜びを忘れていました。
一方、森のピアノを友として、無心にピアノで遊んできた少年・海にとって、ピアノは生きる喜びそのものであったのです。ふたりがクラスメートとなり海の奏でる森のピアノを耳にしたとき修平は衝撃を受けます。
何のための音楽なのか。旋律を正しくなぞるだけがいい演奏なのか考えさせてくれるストーリーですね。
でもいくら天才でも、地道な努力の積み重ねがなければ、うまくいかないこともちゃんと描かれています。海にもうまく弾けない曲ががあったのです。特にショパンは感性だけではだめで指の運動能力をトレーニングする必要があります。海も苦痛に耐えながらショパンが演奏できるまで単純な音階練習を重ねます。その中で海はこれまでバカにしてきた修平が、どんなに大変な練習に耐えてきたのかを知って、練習の大切さを自覚します。
修平とともにピアノコンクールに出場し、大衆の面前でオフィシャルの演奏をする羽目になった海は、緊張してピアノが一瞬弾けなくなります。
そのとき思い出したのが師である阿字野先生の「集中しろ」の一言。よそ行きで自分の音を見失っていた海は、コンクールから意識を離し、ピアノの森で演奏している普段の自分に戻っていきます。この作品の中でもそのときの音が一番素晴らしかったです。
海と修平。その二人に込められたメッセージとは、夢に向かう努力の大切さと、その中で、努力のための努力でなくその夢が本当に自分の心のうずきから出ているかどうか。自分らしい夢なのかどうかを伝えてくれます。つらい練習で壁にぶち当たったら、心のうずきに集中しましょう。そうすればきっとミューズの女神さまが微笑んでくださることでしょう。
ところで、原作が一色まことなので、随所に爆笑するシーン満載です。それにしても凡夫の想像を超えるシーンも多々ありまして(^^ゞ、原作者の想像力の豊かさをひしひし感じました
音楽が素敵です
アニメという事もあり子供連れの姿が多かったのですが、映画自体は大人も充分に楽しめる内容でした。
そもそも「モーニング」という青年漫画誌に連載されていたのですから、それも当然な訳です
昨年の「のだめカンタービレ」によって火がついたクラッシクブームに便乗しての映画化なのでしょう。
原作の漫画は現在連載中なので、今回の映画は原作の序盤部分です。
勿論ひとつのお話としては完結していますが、この先も観たくなるような終わり方ではあります。
森に捨てられていたピアノを3歳の頃からおもちゃ代わりに毎日弾いていた少年によるファンタジーです。
その主人公の声を上戸彩、転校生のライバルであり親友に神木隆之介、他池脇千鶴、雨上がり決死隊の宮迫博之など本来の声優でないタレントを起用しています。
驚いたのが主役の上戸彩です!
すごく良い感じでしたぁw( ̄O ̄)w
普段はあまり芝居も上手くないのに、声優の方が良いのかしら、、、、
まぁ上手い訳ではないのですが、上戸彩を感じさせず、主役の男の子の雰囲気を良い感じに出せていたように感じました。
お話としては、後半のコンクールの辺りから出て来るモーツアルトのお化けや生意気なお嬢様とのやりとりなど笑いで盛り上げながらクライマックスへと導きます。
全編を通して流れるピアノの音楽が素晴しく、とても素敵な雰囲気を作品に与えていたように感じました。
なかなかアニメにも素敵な作品が多いですね。
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