「【自分に負けずに、自分のピアノを弾く。順位など考えずに、楽しく弾く事の大切さを描いた作品。】」ピアノの森 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【自分に負けずに、自分のピアノを弾く。順位など考えずに、楽しく弾く事の大切さを描いた作品。】
■ピアニストを目指す小学5年の雨宮修平。東京から転校してきた彼はガキ大将に目をつけられるが、野生児の様な同級生・一ノ瀬海に救われ、ピアノが捨てられている森の奥へ向かう。
そのピアノは修平が鍵盤を叩いても音が出ないが、不思議なことに海が叩いた時だけ音が出るのだった。
◆感想
・雨宮修平が、ピアニストになるためにプレッシャーを感じつつピアノの練習をしている表とは対照的に、海がピアノを弾いている時は楽しそうである。
・そんな姿に、且つて名ピアニストだった阿字野先生は可能性を感じたのだろうな。
・コンクールでプレッシャーに負けそうになるタカコと海の遣り取りなども、面白いのである。
<今作は、定めの様にクラシックピアノを弾く少年と、自由にピアノを弾く少年との友情を綴るファンタジックな物語なのである。>
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