劇場公開日 2007年9月15日

ミス・ポターのレビュー・感想・評価

全28件中、1~20件目を表示

4.0【ピーターラビットの生みの親、ビアトリクス・ポターの自立心溢れる動物を愛し、擬人化した絵にする姿と初めて恋に落ちた男性との悲恋を描く。だが、その後彼女が新たな人生を生きる姿を高貴に描いた作品である。】

2024年4月2日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

幸せ

■1902年のロンドン。
 上流階級の女性が働くことのなかったこの時代、ビアトリクス・ポター(レニー・ゼルウィガー)は湖水地方で出会った動物たちの絵に物語を添えて出版することを夢見ていた。
 そんなある日、ポターの作品に惚れ込んだ初めて本の編集に携わることになった編集者・ノーマン(ユアン・マクレガー)の後押しで絵本が出版されることになる。

◆感想

・今作は、単なるビアトリクス・ポターの伝記映画ではない。その中には、彼女が幼少期から動物を愛し、その思いをスケッチする様が描かれている。
ー 彼女は富豪の娘であるが、父は彼女の行いを罰する事は無い。故に、ビアトリクス・ポターは幼少時から素敵な動物の絵を描いて来たのである。
  親が子の才能を認めた最良の結果が、ピーター・ラビットシリーズなのが良く分かる。-

・彼女の初出版を後押ししてくれたノーマンとの関係性の描き方も品がある。
ー だが、ノーマンは病に倒れてしまう。そのショックを救ったのが、ノーマンの妹、ミリーである。人間の限りなき善性をサラリと描いている。-

<そして、故ノーマンの支えもありベストセラー作家になったビアトリクス・ポターが行った事。
 それは、ピーター・ラビットたちが自由に生きる湖水地方の自然豊かな風景を残す事だった。
 競売の際に、彼女は一歩も引けを取らず、大規模な湖水地方を手に入れ、第三次産業にするのではなく、農家として買い取った土地を使うのである。
 今作は、一人の自立心ある女性が哀しき想いを経験しつつ、ピーター・ラビットの世界を守るために奮闘した気品溢れる作品なのである。>

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NOBU

3.5退屈な はなし

2023年2月4日
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鑑賞方法:TV地上波

普通でした。 宣伝文句は [ピーターラビットを生んだ英国の女性絵本作家ビアトリクス・ポターの劇的な半生を描く感動の伝記ドラマ] です。 半分は宣伝文句の通りでしたが、 [劇的] では有りませんでした。 このような話では大抵、 貧乏作家が有名になるまでの成功物語を描きます。 しかし、 これは違いました。 主人公は生まれつき裕福で、 出版社に持ち込んだら簡単に有名になってしまいました。 そのため、 面白みに かけました。 内容も映画にするほど濃密では なく、 退屈な はなしが大半を占有していました。

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4.0ピーターラビットの作者

2023年2月3日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

萌える

自分の好きなことを貫いて、
愛し愛する人とも出会い、
父母との関係も乗り越えて、
辛い別れも経験したが、
最後は幸せになれて良かった〜

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ほんのり

4.0サラリとシンプルで、いい。

2022年4月16日
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一言「もっと早く見てもよかったな」。

驚いたのが、ピーターラビットが生まれたのが1900年代初め。
その時代に、独身女性が絵本を作り出版したこと。
へーー。

主人公のポターは、「いいとこのお嬢さん」で。ちょっと不思議ちゃん。
自分の描いた絵と喋ったりとか。
でもこれをレニーが演じたことで、とてもキュート。
相手役で出版担当者が、ユアン・マクレガーって贅沢だ〜。
全体的にほのぼのイギリスな、テイストが感じられました。

家に引きこもってずっと絵を描いていたポターが。
自分で出版社に売り込みに行き、出版し。
いいことも悪いことも経験して、親離れしていく。
悲しみが彼女を大きくしたんだなあ。

ピーターラビットはちょろっと出てくるだけなので。
そこを期待すると、物足りないかも。
100分ほどで「児童文学空前のベストセラー作家」を知れました。

⭐️今日のマーカーワード⭐️
「誰かに愛されるチャンスを逃しちゃだめ」

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ゆき@おうちの中の人

4.0ピーターラビット

2022年3月26日
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原作者の話てレニーゼルウィガー が適役。ユアンマクレガーとのシーンはこちらまで楽しくなっていく場面ばかり。見てよかった作品

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ken

3.0ピーター・ラビットの誕生とビアトリクス・ポターの生き方

2021年6月29日
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鑑賞方法:DVD/BD

ビアトリクス・ポター(1866−1943)の伝記的作品。
服装やインテリア、風景、ポター嬢の生き方がとても素敵だった。
また、実家を出て行くことをめぐる父娘のやり取りがエモかった。レニー・ゼルヴィガーさんの演技が光っていた。

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SpicaM

3.0可愛い

2021年2月27日
PCから投稿

ピーター・ラビットの生みの親、ビアトリクス・ポターの人生。

ビアトリクスは動物と友達で、自分の絵にかいた動物たちとしゃべるんだけど、そのシーンで絵が動くのが楽しい。
レネーの演技あってこその映画でしょうか。

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UNEmi

4.0自伝的な話しは好きです

2021年2月8日
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美しいイギリスの風景の中の時代背景

イギリスの階級差別、
女性としての幸せとは、

誰にどんなに言われようと、空想の世界や絵を描いていくことを止めなかったミスポッターの生き方に
感銘しました^_^

素敵な映画

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C

4.0ハリー・ポッター作者の伝記映画だと思ってた・・・

2020年2月28日
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鑑賞方法:映画館

 ピーター・ラビット生誕の地とでも言うべきイングランド湖水地方。豊かな自然と広大な農場、余生はこんな場所で過ごしてみたいと思わせる映像でした。1902年、イギリスは産業革命の影響で次々と開発による自然破壊が進んでいた時代。ビアトリクス・ポターの第二の夢でもある自然保存がナショナル・トラストによって守り続けられたおかげで、こうした映像を撮ることができたのでしょう。

 絵に描いたピーター・ラビットと仲間たちが動き出す。それはビアトリクスが物語を創作中であったり、悩んでいるときなどに可愛らしく動くのです。普通ならば人間嫌いの孤独な女性かと捉えてしまうのですが、彼女はそうではない。随分と社交的だし、自らの夢を追求するためには妥協なんてしない性格。動物は友達なのです。ビアトリクスが乗り移ったかのように、レニー・ゼルウィガーの演技が彼女の心を伝えてくれるかのようでした。

 ユアン・マクレガーもエミリー・ワトソンもまぁ良かったのですが、ミス・ウィギンを演じた人も気になる存在。ビアトリクスの監視役であるかのような女中さんでしたが、独身同盟を貫いたのでしょうか。その後が気になってしょうがないのです。そして、昆虫採集が趣味だった弟バートラムが大人になってから登場しないのも気になったのです。まだ続けていたのでしょうか・・・

 ポターについては何も知らなかったけど、封建的な時代なのに身分違いの恋を貫こうとする姿勢や、主義主張を曲げない自立した女性の先駆的存在だったこともわかりました。なにより、自然を愛するテーマは今年の映画にとても多いし、今日的なテーマを彼女は一世紀も前から頑張ってたんですよね~

〈2007年9月映画館にて〉

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kossy

4.0大学の授業で見た

2020年1月1日
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泣いちゃったよこれは
ピーターラビットの作家さんのお話。
仕事、恋愛共に当時の女性は生きにくいところがあった。まあ現代もだが。
「身分が違いすぎる」「商売人はほこりを持ち込む」と言われて自由恋愛も許可されていない。
仕事も「ウサギ」というものがなかなか受け入れてもらえずに苦労していた。
それでも彼女は諦めずにどちら点でも最高の人生を送った。

英国ってやっぱり魅力がある。あの時ダイアナ妃の論文沢山読んだなー

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ままま!んこ

3.5のほほんとした話と思いきやドラマチックでした

2018年10月27日
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ピーターラビットの本って絵が可愛くて小さいから揃えたくなりますよね。初版本が1902年なので日本語版でハンケチと訳されてたのもわかります。描いた絵が動き出したり、とても想像力豊かな女性。両親に結婚を反対された時に、猛反撃で言い返したのがジーンくるしスッキリする。悲しい出来事を乗り越えてのハッピーエンドです。

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サラ

4.5のんびりゆったり

2018年8月13日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

幸せ

広い土地を買ってゆっくりのんびり暮らしたいな〜!

という願望を叶えたお話し。

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まゆみ3

3.0素敵な話だとはおもうけど

2018年4月6日
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鑑賞方法:VOD

やっぱり24のクロエにしか見えない

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てん

5.0かわいいピーターラビット

2018年3月18日
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1年前くらいに、Bunkamuraのピーターラビット展に赴いた。
ピーターラビットはもちろん知っていたし、家に食器もあるのでイラストはよく目にする。
でも作者のビアトリクス・ポターについては、その時その生涯を始めて知った。
その時も映画ミス・ポターを観たいと思ったものの、タイミングがなくて今回、ピーターラビットの実写映画の予告編を見て、そういえば見ていなかったと思い出し、観賞に至った。

1900年代初期のロンドンの上流階級の暮らしやファッションは興味深く、見ていて楽しい。
当時の独身女性は、今よりもっと風当たりが強かっただろう。
自分の個性を見失うことなく、経済的にも自立したポターだったが、出版者の男性と恋に落ちるところは、共感でき微笑ましい。
可愛らしい二人だからこそ、その後に待ち受ける悲劇には、人生の非情を感じ涙するしかない。

その後はイギリスの湖水地方の保護活動にも取り組み、結婚もしたポター。

彼女の精神は女性として、また一人の人間としてただただ尊厳すると共に、(映画として多少の改変はあるにしても)淡々と彼女の半生を描き切った本作を評価したい。

リネー・ゼルヴィガーも、決して華美ではないが、それがまた自然を愛するミス・ポターとマッチしていたように思う。

ところどころ命があるかのように動き出す彼女の「友達たち」も、とっても愛くるしい。

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rakopon

3.0美しい景色も楽しめる。最後までの人生を描かれていないのが残念。

2018年2月10日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

美しい景色も楽しめる。最後までの人生を描かれていないのが残念。

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tsumumiki

4.5湖水地方に魅せられる

2017年9月29日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

魅力満載の映像。主人公のはにかむようでいて喜びが溢れる笑顔がいい。湖水地方がいい(訪れたことがあるがいくつか訪ねたイギリスの地方の中でここほど息を飲む景色はなかった、改めて彼女の自然保護の意義を感じた)彼女の描いたイラストがいい。ノーマンの死は辛すぎたし母親は最後まで残念だったけど、彼女の人生は美しかったんだろうな。

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Sheeta

5.0ピーターラビットの世界

2016年7月23日
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鑑賞方法:DVD/BD

とってもお気に入りの一作です。
主人公の素朴な等身大のかっこよさと女性らしさ。オルゴールの奏でるダンスの場面が可愛いです。たくさんの葛藤や 大きな悲しみをも乗り越えて 彼女の生き方が 世間に認められて とてもうれしい気持ちになりました。お庭の美しさ。絵本から飛びだす動物たちのかわいさ。なんといってもポターの素朴な笑顔が魅力的な一作です。

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まゆ

3.5ピーターラビットの絵が可愛いい

2016年3月16日
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ピーターラビットやアヒルのジマイマの
絵が出てきてとても可愛かったです。
ユアンマクレガーの歌声も素敵でた♪

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Martha_Cantabile

4.0幸せの時間

2015年11月30日
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映画を振り返ると、ミスポターの絵のような風景を思い出します。全体的に映像が美しくて、ポターの絵を見ているようでした。自分の好きなこと、やりたいことを貫き通すことは容易でないです。あの時代にそれをした女性。強いですよね、勇気をもらえました。

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ようすけ

4.0ピーターラビットの作者の自伝。いつの時代でも、自立した強い女性を人...

2015年6月4日
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ピーターラビットの作者の自伝。いつの時代でも、自立した強い女性を人は見たがるのね。

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ゆん