「カウリスマキ作品を知る。」街のあかり chargedpillowさんの映画レビュー(感想・評価)
カウリスマキ作品を知る。
主人公の状況・感情の流れが自然に、というより場面場面で紙芝居のようにトントン変わり、上がって落ちて落ちていきそして…。
コイスティネンよ、なぜにそんなに音声と文字が浮かびあがる位「のこのこ」と、女性の誘惑という罠に何の疑いもなく素直にかかってるのだ。突っ込み入れざるを得ないキャラだ。騙されて強盗の濡れ衣(あっけなさ過ぎる)着せられようとも、家を壊されようとも職を奪われようともただ、静かにそれらを受け止め、次に向かおうとしてはとことん痛めつけられる。どうしようもない中、ラストに差し伸べられる今まで振り向くことなかった手、これがせめてもの救いであり、希望、になるんだよね?
何とも言えない気持ちになったが、ここまで無駄がなく分かりやすい見せ方撮り方で特徴あると記憶に残りやすいよなぁ。。音楽も興味惹かれるし。
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