「カリスマ性を失ったハンニバル」ハンニバル・ライジング The Dudeさんの映画レビュー(感想・評価)
カリスマ性を失ったハンニバル
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ハンニバル始まりの復讐という話の骨子は興味深いんだが、展開に意外性が無く、人物像も薄っぺらい。原作者の脚本でこれじゃあどうしようもない。
ハンニバルに同情的な刑事を喰わずに(予告では喰いそうな感じだったのに。「ヤミー」って。編集マジックでしたが)生かしている辺り、ハンニバルは人の想像を超えた思考の持ち主ではないという印象が残る。若いからまだ青いのか。ウリエルは良く頑張っているが。
まあしかし、レディ・ムラサキシキブ(?)の刀をハンニバルが打粉で叩くと「シュウィィン!シュウィン!」と風を切り裂くような音がするシーン。何をかいわんや…
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