「ひたすら悲しくて重い」ブラッド・ダイヤモンド 小町さんの映画レビュー(感想・評価)
ひたすら悲しくて重い
こんなに悲しく重い作品はなかなかないです
作品自体はフィクションでも、実際こういう事が起こっていた、もしかしたら今でもあるかもしれない事実が悲しすぎます
冒頭から観るのも辛いシーンの連続
それがラストまで続き、ダイヤモンドを取り巻く世界が少しは改善されたラストですが、観終わって心にズシンときたものは解消されず、考えさせられるものが残ったままです
誘拐した少年達への洗脳、これがこわすぎました
ダイヤモンド、石油、金など産出国が全てハッピーではないという事
本当なら国が豊かになるべきなのに
自分の持っているダイヤがどうやって掘り出されたのか、持っていて良いのか考えてしまいました
今作でもディカプリオとジャイモン・フンスーの演技は素晴らしかったです
最初のダニーの交渉を成功させた時の笑顔が本当に悪いヤツで、でもラストの笑顔は良い人、改めてディカプリオってすごいなぁと
知るべき事を知る事ができる作品でした
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