劇場公開日 2007年1月13日

「【”ボロッチイ家に住む偏屈なお爺さんが家の庭に人を入れなかった訳。”今作は少年少女のビルドゥングスロマン要素を絡めたホラーコメディである。序盤は結構怖めだな、と思ったら再後半沁みた作品。】」モンスター・ハウス NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【”ボロッチイ家に住む偏屈なお爺さんが家の庭に人を入れなかった訳。”今作は少年少女のビルドゥングスロマン要素を絡めたホラーコメディである。序盤は結構怖めだな、と思ったら再後半沁みた作品。】

2024年12月5日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

幸せ

■DJ少年の家の向かいには、家の敷地に入ると鬼のように怒る偏屈なお爺さんが住むボロッチイ家が有った。
 そんなある日、DJと親友のチャウダーがお爺さんの家の庭にバスケットボールが転がってしまい、取りに行こうとしたら、お爺さんが怒って出てきたが、そのまま心臓発作で病院へ運ばれてしまう。
 お爺さんが死んだと思った二人と、通りかかった少女ジェニーは、3人でその屋敷に入って行く・・。

◆感想<Caution!内容に触れています。>

・序盤は、結構怖い。オジサンが見ても怖いので、チビッ子が見たら泣いちゃうんじゃないかな、と思いながら鑑賞続行。

・次々にお爺さんが住んでいた家に食われて行くDJの家のベビーシッター、エリザベスのチャラい恋人ボーンズや警官二人。
 ホント、怖いっす。

・少年少女が、意を決して家に入ると、そこには柔和な顔をした若きお爺さんと太った女性が仲良く映っている写真があって・・。

<今作は、前半のホラー要素強めの展開から、ボロッチイお爺さんが”独りで住んでいる”家の秘密が明らかになる中盤から、少し沁みる展開になる少年少女のビルドゥングスロマン要素を絡めたホラーコメディである。
 個人的には、エンドロールで流れたゴシックロックの女王スージー・スーが率いていた”スージー&バンシーズ”の”ハロウィン”が流れたのも、嬉しき作品でありました。チビッ子は分からないよなあ・・。>

NOBU