「なるべく早く若い内に、もしくは我が子と一緒に」シャーロットのおくりもの Gustav (グスタフ)さんの映画レビュー(感想・評価)
なるべく早く若い内に、もしくは我が子と一緒に
F・B・ホワイトの児童書の初実写化映画。キリスト教国アメリカならではの奇蹟と人道主義を結び付けた物語。特殊撮影技術が進歩した成果には、このようなファンタジー文学の良心作の映画化にこそ、その意味があることを思う。どんな子供に対しても、ひとりの人間として扱い、大人になるまでに教えなければならないことが沢山ある。命の大切さ、限りある命の神聖さ、動物と人間の共生などユーモアたっぷりに、多少の皮肉も込めて分かり易く表現した大人でも楽しめる児童映画。ダコタ・ファニングの大人に媚びない素直な可愛らしさがとてもいい。
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