「役者さんがすごく良い!」手紙 みにさんの映画レビュー(感想・評価)
役者さんがすごく良い!
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殺人の罪を犯して囚人生活を送る兄と 、弟の話。
兄に玉山鉄二さん、弟に山田孝之さん。
山田さんは兄が殺人の罪を犯したことにより周囲から壁に落書きされたりするような差別を受けます。
勤務先でも突然の工場勤務になったり。
そこでの会長さんの言葉が凄かった。
差別を受けるのは当然のことなんだよ。
まさに確かに、私も家族に犯罪者がいると知ってる人と近付こうとはしない。
それはごく自然なことだと思います。
やがて沢尻エリカさん演じる由美子と結ばれて女の子に恵まれる。
でもそこでも、子どもが差別を受けることになっちゃう。
奥さんと子どもを守るために、兄へはもう手紙書かないよ、出所しても会いに来ないでと言った内容の手紙を書きます。
そんなんだから、ここで絶縁宣言かと思った。
でも最後には兄が収容されてる刑務所へ漫才をしに行き、兄のネタに触れて一瞬自分の兄のことを思い出して動きの止まる山田孝之。
ネタの中で、兄は兄なんだみたいなことを言ってるところで、やはりお兄ちゃんを見捨てたわけじゃ無いのかなと思い一安心。
漫才を見ていた玉山鉄二は涙ポロポロ。
ここが一番泣けました。
その後二人がどうしたかわからないままだったけど、そこで終わるのも素敵だと感じました。
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