劇場公開日 2006年11月3日

「人間の弱さ」手紙 casiopeaさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5人間の弱さ

2015年3月1日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

泣ける

悲しい

この映画を見て、人間の弱さがあちこちにに出ていて、人間というのは本当に弱いものだということがしみじみわかりました。人は一人では生きていけない、自分ひとりなら何とかなるが、家族ができると人とのいろんな関係が出てくる。子供が生まれるとまた、人との関係が出てくる。この世の中他人とうまくやっていくことができないと、どんなに淋しいものか、いろいろ考えさせられました。人を殺めるのは、どんな理由があっても人間としてもっとも最低なこと、その罪を犯した人物にすべて責任があるのであって、家族が責められるべきではない。自分が例えば、知り合いが殺人を犯した家族の場合、付き合っていけるかを考えると、白石役の沢尻エリカのように付き合っていくことができるかどうか悩みます。しかし、付き合いはその人とその人との関係がうまくいっていれば他人がどうあれ、付き合っていけばよいと思います。お互いにプラスになっているのなら。ただ、差別がなくならないと考えるのははとても残念なことです。1人ひとりが差別をしないことを考えていくことが大切なことなのではないかと思います。

casiopea