「ベルナという光」ベルナのしっぽ Arcoさんの映画レビュー(感想・評価)
ベルナという光
しずくにとって、ベルナは目だ。希望の光だ。
強さと明るさ、行動力を取り戻し、輝かしい未来へ向かって歩いてゆくしずくの姿がとても素敵だった。
私は盲導犬を三回見かけたことがある。
一回目は駅のホームで。二回目は道で。三回目はスーパーで。
スーパーの時は、テレビカメラが撮影中という状況だった。
たったの三回という少なさに、あらためて驚いた。
白杖を持った人は、今年だけでも五回は見かけているのに。
いや、それも少ないのだろう。
目の見えない人は、もっとたくさんいるはずなのだから。
街を見れば点字ラベルや点字ブロックは当たり前のように施されているというのに、人々の理解はなかなか難しいようだ。
目が見えなくても、白状や盲導犬でどこへでも、安心して自由に行って楽しむことができる世の中になればいいなあと、心から思った。
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