劇場公開日 2006年9月9日

「生き残るには、死ぬほど悩め!!」ファイナル・デッドコースター kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0生き残るには、死ぬほど悩め!!

2019年1月3日
PCから投稿

 さすがデジタル世代。遊園地でもデジカメ撮り放題の高校生たち。フリーフォールの“DIVE”を写したら“DIE”になってたところもなかなかのもの。

 ボーイフレンドのジェイを亡くしてしまったウェンディ。友達だったケヴィンが6年前の事故のことを教えてくれるものの、7人という符合が気味悪い。そして、ジェットコースター後、最初の犠牲者は日焼けサロンでボディを焼いていた女の子2人。次はドライブスルーに無人トラック、スポーツジム、倉庫で1人、祭りで2人・・・7人になってしまった。残されたウェンディと妹ジュリー、そしてケヴィンは助かったようだ。そして5ヵ月後・・・偶然3人が同じ地下鉄に乗り合わせてしまった・・

 シリーズも続くと、展開にも飽きがきてしまう。こうなったら、どんな死に様なのかを楽しむだけとなってしまう(悪趣味)。単なるスプラッターでも物足りず、“風が吹けば桶屋が儲かる方式”で小道具が利き過ぎるほどだ。ラストは呆気なかったけど、これで死神の連鎖も終わることを告げてるような・・・

 「生き残るには、死ぬほど悩め!!」といったキャッチコピー。このシリーズの楽しみでもありますなぁ。あとはメイキング。かなり凝ってる。

kossy