時をかける少女(2006)のレビュー・感想・評価
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名作を現代に生まれ変わらせた細田監督
もっと早く見てもよかったが、見る機会を逸してこの夏に初見しました。すばらしくよかった。仲里依紗の声がよい。タイムリープを繰り返す主人公といえば、最近ではトム・クルーズのが面白かったけれど、この作品も主人公にはまる。タイムリープを繰り返して少しずつ賢くなってゆく。この作品では、タイムリープする回数はかなり少なめに設定されているようだ。回数制限があることに気づくのは終わりの方。
これは、我々の人生とも似ている。我々の人生や歴史とて、無限ではない。残りわずかになってから大切なことに気づくのだ。かなしいかな。まあ、もし無限ならそうもいかないだろうし、この、能力にしろ、時間にしろ、資源にしろ、すべては有限であるということに気づくことから、学び始めなければならないような気がする。
一方で、考え方を変えれば、気の遠くなるほど無限の可能性のなかに生きているともいえ、こちらはトムの「オール・ユー・ニード・イズ・キル」の壮大な物語に学ぶ必要もある。
無限の可能性の中からたったひとつの可能性を選んで我々は生きている。まあ、普段はそこまで意識することを忘れてしまうけれど。
●うぉりゃあーーー。
これは素晴らしいの一言。 原田知世バージョンも好きですが、タイムリ...
これを観て細田守監督が気に入った
総合:85点 ( ストーリー:75点|キャスト:75点|演出:85点|ビジュアル:80点|音楽:75点 )
自分が観た最初の細田守作品。大林監督の実写版のアニメ化作品かと思っていたら全然違っていた。あまり期待せずに観たが思った以上に面白くて、これ以降は細田監督のことを意識することになった。
世界をも変えうる圧倒的な能力を手に入れながら、それを野球や天麩羅調理などのための日常生活にしか使わない小人物の女子高生が主人公。だけど彼女のおくる学校生活が生き生きとしているうえに、彼女の友人の2人の男子高校生との関係が気になるところ。世界の危機などなくても、高校生の彼女にとってはこれが世界の全てであり彼女の手の届く精一杯。彼女の日常の描き方の演出に躍動感があって、天真爛漫だけど高校生らしい幼い失敗も時々見せながら、それも含めて青春かな。最初は小さな悪さばかりしていたけれど最後には大きな秘密も出てきて物語も動くし、監督の演出の力量もわかっておおいに満足した。絵もところどころ丁寧に描かれていて綺麗だった。
でもスカートこんなに短くしなくても良かったのではないか。
細田守監督 作品 最高!
時は決して待ってはくれない
とてもいいアニメでした
でも、魔女おばさんが原作の時をかけた少女なら
記憶を消されてるから待っててなんてわかるのかな?そこんところがひっかかりました
青春の後の、主題歌がたまらない
もう一回青春がしたい!今度はもっと素敵なやつを!!
この映画を観るたびに思わされる。
細田監督のアニメ作品は、何度観ても面白いのが魅力だと思う。
時をかける少女もそう。
すとーりーもすごく良いし、
青春の甘酸っぱさ、やるせなさ、短さ、
全てを美しく、丁寧に描いている。
挿入歌付きのチアキの回想シーンが切なくてやばい。
夏のたびに観たくなる映画。
何回見てもキュンキュンするね
仲里依紗の声と細田作品の絵柄がマッチして、坂をかけ降りるシーンの、宮崎アニメにも似た躍動感が好きな作品。マコトとチアキ二人だけの渋谷のシーンもいいね。
爽やかで後味のいい映画
ひょんなことからタイムリープする(時間を遡る)力を手に入れた女子高生、真琴。その力を遺憾なく発揮しながら一夏を満喫する中で、身近にありすぎてそれまで見えていなかった大切な友情や愛情に気付いていく。
夏が終わり、「タイムリープ」という力の謎が明らかになったとき、一つの別れが訪れる。
しかしその悲しさや寂しさこそ、明日から未来へ向かって生きていく原動力になるものだった。
終始爽やか!なんなんだこの清涼感。
タイムリープの力を、大したことないかのように受け入れた真琴すごいよね。
フル活用してるし。
私だったら怖いなーとか絶対なんか副作用あるよなーとかウジウジして使いこなせないでいるうちに夏が終わるわw
原作未読で内容わからずだったから、最後カウンターが0になったら、今まで遡った分の時間が一気に過ぎちゃうという浦島太郎系のエンディングかなぁ〜とか推測しながら観てたけど、全然違った。
何度も言うけど爽やかで、最終的に全てが丸く収まって、後味のいい映画だった。
アニメ以外も観てみようー!
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