劇場公開日 2021年4月2日

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「ノスタルジー」時をかける少女(2006) 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ノスタルジー

2022年7月15日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

2006年。監督:細田守。原作:筒井康隆。脚本:奥寺佐渡子
あの日に帰りたい。
17歳の女子高生に戻って学園生活をもう一度。
(戻りたいですね)。
男の子2人に女の子1人。
このトライアングルにも憧れます。
紺野真琴。石田卓也。津田功介。
無二の親友。なんでも話し合える。

ある日。ひょんなことから大きくジャンプすると過去へ「タイムリープ」する技を
身につけた、女子高校生の真琴。
小さな時間移動で戻れる過去も、1日とか何時間前とか、
ごく僅かな時間。
可能にすることも、ささやかなことばかり。
試験の問題をあらかじめ知ってたり、
カラオケをぶっ続けで10時間したり、
でもでも、大きな事故を防ぐことも・・・
それは踏み切りを自転車で飛び越えそうになった時。
真琴は咄嗟に過去に戻ったのです。

夏です。
校庭でキャッチボール。
理科室の実験。
男の子も女の子も、好きな子に「告ります」
卓也の告白を真琴は、必死でずらしちゃうんですよ!!
これってズル・・ですよね!
照れ?

爽やかです。
鼻の奥がツーンとします。
一番驚いたのは、卓也の秘密。

時をかけていたのは真琴・・・だけではなかった。

ラストが大林宣彦監督の映画と大きく違います。

こちらが、好きですね。

琥珀糖