「意外と奥深くスッキリした作品。細田作品としては当たりの部類。」時をかける少女(2006) 零式五十二型さんの映画レビュー(感想・評価)
意外と奥深くスッキリした作品。細田作品としては当たりの部類。
当時、角川女優売出し御三家として、薬師丸ひろ子、原田知世、渡辺典子が次々と出てきました。
その時、私個人的に原田知世さんだけどうしてもタイプでないと言う理由で「時をかける少女」を30年以上観る機会を得なかった。
それとタイムリープものとして、当時「同級生」が大ヒットし、余計に遠ざけたのかもしれない。
さて本題。
細田作品の当たり外れたるや、その差が大きすぎて手に取る時に躊躇する。
ただこれは、裏付けされた原作があるからそこまでの危惧はなく、実際鑑賞すると期待以上でした。
夏
高校生
青春群像
実に今風に描けて、細田作品のいいところを存分に楽しめた。
原作の筒井康隆という作家は個人的には好きではなく、世界観やメッセージがマニアックな作品が多く、挫折したうちの一人だ。
でも、このアニメを観て原田知世さんの時をかける少女を観てもいいかなと思わされた。
でも観ないだろうな。古いし。
コメントする